ホーム >  学部長のつぶやき  >  石井優衣さんが来てくれました。

石井さんは総合政策学科4年生で、経営学のゼミナールに所属しています。コロナ禍ではありましたが、2年生の2月から半年間、カナダのバンクーバーに留学をしました。また、3年生の春休みにカンボジアでインターンシップを行いました。

石井さん、バンクーバーでの留学生活はどうでしたか?

「EC語学学校に留学をしました。一クラス20人くらいでしたが、東・東南アジア、中南米、ヨーロッパなど、様々な国の出身者がいて、とても国際色が豊かでした。みんなと仲良くなり、世界中に友だちができた感じです。今でも連絡を取り合っていて、8月には同級生が遊びに来るので、とても楽しみです。」

カンボジアでのインターンシップはどうでしたか?

「(株)スパイスアップ・アカデミアが提供しているプログラムに参加しました。参加者がグループに分かれ、現地の人たちに販売する食べ物を考案し、実際に販売しました。私達のグループは、かき氷、白玉だんご、ベビーカステラ、ホットサンドを販売することにしました。プノンペン大学の学生の協力のもと同大学のキャンパスで市場調査(試食会)を行ったところ、カンボジア人は日本人と味や食感の好みが違うことがわかりました。特に印象的だったのは、やわらかい白玉だんごにチリソースをかけて食べることを好むということでした。週末にイオンモールのプールや王宮広場など、人々がたくさん集まるところで販売し、目標金額を上回る売り上げを達成できました。その後、活動の成果報告と振り返りを行いました。大変でしたがとても充実した2週間でした。今回の売り上げはプノンペンの子ども達に学校教育の補修を無償で提供している団体に寄付されるとのことです。」

石井さんは、昨年度、私が担当したGlobal Health Issuesを履修しており、いつも前の方に座って、講義に積極的に参加してくれたことを覚えています。カナダやカンボジアでの経験を通して、固定観念にとらわれないことが大切であると感じたとのこと。その気づきは、石井さんにとって大きな財産となることと思います。発展途上国のインフラ整備に関わる仕事に興味があるということなので、近い将来世界に羽ばたくことを期待します!

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