鈴木典比彦先生（元ICU／国際教養大学学長・現広島県立大学理事長）主宰のもと、毎週多彩なゲストにグローバルなキャリア形成の魅力を本音で語っていただく総合政策学部Global Career Development（GCD）。今回は、総合政策学部GCP一期生として4年前に卒業し、現在は航空業界でご活躍されている島津光さんにご講演頂きました。

島津さんは、2020年4月に、羽田空港国際線のグランドスタッフとして社会人生活をスタートさせました。しかし皮肉にもコロナ禍が始まったタイミング。電光掲示板に表示される飛行機はほとんどが欠航、そこには夢見た航空業界とはかけ離れた現実がありました。そうした苦しいときを支えてくれたのは、GCPで共に過ごした仲間たちだったそうです。心が折れそうになりながらも弛まない努力の結果、ついには世界最高の航空会社と評されるシンガポール航空から表彰されるようになりました。そして島津さんは、今年12月から予てより希望していた大手航空会社の客室乗務職として新たな人生をスタートさせます。

跛行的な社会人生活の陰には、常に仲間の存在があったとのことです。こうした言葉が響いてか、講義後も学生たちからの質問が絶えませんでした。

島津さん、お忙しい中貴重なお時間をありがとうございました。今後のご活躍を祈念します。

GCP