ホーム >  ゼミ活動  >  大学コンソーシアム八王子学生発表会で半田ゼミが奨励賞

みなさん、こんにちは!総合政策学部の半田です。本日は、12月10日に開催された大学コンソーシアム八王子の学生発表会に半田ゼミが出場し、奨励賞をいただいた事について、ご報告させていただきます。

この発表会は、30の大学・短大・専門学校の学生さんが集まって、日頃の研究成果を生かしながら、八王子市が抱えている問題を、どのようにしたら改善できるか、八王子市長や市の職員さんたちに提案しています。

 今回、半田ゼミは「八王子市長へ直接提案セッション」に応募して、その提案内容が認められたため、石森孝志(たかゆき)市長の前で発表をしました。

 半田ゼミでは、八王子市民の健康寿命(高齢者が健康に生活できる年齢のこと)と平均寿命に着目し、両者のギャップをどのようにして埋めていき、来るべき高齢化社会に備えるのかという問題意識を持って研究しました。その結果、ギャップを埋めるためには、日々の運動を継続して行わなければならないという結論に至り、「運動したい気持ちはあるけど面倒だな」と、考えている市民の方々でも長続きすると考えられるウォーキングマップを作成し、八王子市の推奨ルートとして取り上げてもらいたいと提案しました。

ちなみに、この提案は2年がかりで行っているもので、昨年の発表会では健康への関心の高いと考えた高齢者をターゲットとして提案しました。つまり、ケガをしにくいバリアフリーのルートを選ぶこと、高齢者のために水分補給と休憩が適宜できることを考慮しながら、初心者向けと中級者向けである2種類のコースを作成したということになります。

更に、今年の発表会では、若いうちから健康寿命を延ばしてもらうためには、どうしたら良いのかということに知恵を絞って、いわゆる"映える写真"を撮ることができることを考慮した若者向けのコース作成を行いました。

先ほどの通り、受賞結果は奨励賞ということで、最優秀賞や優秀賞、特別賞には一歩及びませんでしたが、この経験を踏まえて、より良い結果を出すべくゼミ生と活動に力を入れていきたいと思っています。

なお、この話には続きがありまして、私たちの提案が八王子市保健所の方の目に留まり、現在、水面下でプロジェクトが動いております。

また数ヶ月後にご報告できる時がやって参りますので、その際にお話ししたいと存じます。

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