建物の特徴
緑豊かな優しい環境とアメニティの高い空間づくり
杏林大学医学部付属杉並病院は地下1階、地上10階から成り、周辺環境に溶け込むように緑を多く配置しています。建物の東側には、誰でも通行できる歩行者専用通路を設置。また、病棟5階の屋上庭園は、様々な種類の草花やハーブであふれ、入院患者さんの癒しの場となっています。更には災害拠点病院の指定を受けているため、院内外に災害時の際活用できる設備や空間を兼ね備えています。
CUDマークについて
当院は、病院として初めて建物内のサイン(マーク)が全てCUD対応になっていることが評価され、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構からCUDマークの許諾を受けました。色覚タイプの違いを問わず、より多くの人に利用しやすい製品や施設・建築物、環境、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン(略称CUD)」と言います。 当院では、色覚に不安を持たれる方に配慮し、美意識や感覚に訴える「色彩」、情報伝達手段としての「色」、利用者あるいは受け手の「色覚」を融合したデザインを総合案内などのサインに用いています。
カラーユニバーサルデザインの3つのポイント
- 出来るだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ。
- 色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする。
- 色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする。