観光交流文化学科 エアライン業界におけるホスピタリティの神髄を学ぶ
2024年07月17日

観光交流文化学科では、1年次の必修科目として「ホスピタリティ入門」を履修します。この授業はホスピタリティの概念や多様性・有用性を理解したうえで、個々人が実社会の中でホスピタリティを発揮するための考え方やスキルを習得するとともに、ホスピタリティ産業のケーススタディを通して人的資源の活用を中心としたホスピタリティ経営を学ぶ内容となっています。
7月の第13回授業では「エアライン業界におけるホスピタリティの発揮」をテーマに、日本航空株式会社/経営戦略部の吉村真紀氏にご登壇いただき、「グローバル社会を意識したホスピタリティ」、「ホスピタリティを発揮しやすい職場づくり」、「数値化よる品質管理」、「ホスピタティ発揮のためにAIと人がどう協働していくべきか」などの実践的なトピックについて丁寧な説明を受けました。 企業の理念や組織内のマインド醸成の取り組み、吉村氏の客室乗務職としての経験談などを通して、ホスピタリティ産業におけるホスピタリティ向上の仕組みづくりの現状を理解する絶好の機会となり、学生たちは熱心に受講していました。


受講した学生の声を紹介します。
「グローバル化する今の時代、多様化する顧客のニーズに寄り添ったホスピタリティを提供することや、お客様が今何を必要としているのかを自分の立場に置き換えて考えることの重要性がよくわかった」
「職場内の関係性の質の向上による従業員満足度が顧客満足度に与える影響が大きいこと、AIとのかかわり方の中で人間の強みとして伸ばすべきものについてよく理解することができた」
「この講義を受けたことで、改めて自分自身を見直す有意義で貴重な機会になった」
担当教員:観光交流文化学科 教授 志村 良浩
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