大熊ゼミナールが小平市の地域課題解決事業に取り組んでいます。
2024年11月14日

観光交流文化学科大熊ゼミナールの3年生が、明治大学 奥山ゼミナールとともに、こだいら観光まちづくり協会の協力の下、市の観光資源のひとつである「オープンガーデン事業」の活性化企画に挑戦しています。当活動は杏林大学が(公財)東京観光財団の支援を受け、学生インターン事業として取り組んでいるものです。
小平市には市民の方々が丹精込めて慈しみ育てる庭や花壇が多くあります。それらを開放することで訪問者が四季を楽しみ交流を深め、街の活性化に貢献する「こだいらオープンガーデン」事業に、26カ所が登録されています。


秋晴れに恵まれたこの日は、こだいら観光まちづくり協会が主催する、オープンガーデンのタクシーツアーの参加者にご協力をいただき、これまで両大学で温めてきた「サンキューカードプロジェクト」の実証実験をおこないました。学生たちが訪問してお話をうかがってきたガーデンのオーナーさんに対して「訪問者の感想を届けたい」「日々のお庭の作業にやりがいを感じてもらいたい」という気持ちを形にしたものです。オーナーさんからは置き場所や形状などについて貴重なアドバイスをいただきました。カードには、日々のお庭づくりに対するねぎらいの言葉を訪問者が書いてくださったことが印象的でした。
最終成果の報告会に向けて、引き続き検証を重ねていきます。
担当教員:観光交流文化学科 講師 大熊 美音子
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