観光交流文化学科「空港旅客サービス」の実態を学ぶ(航空サービス論)

観光交流文化学科では、専門科目として「航空サービス論」を選択履修できます。
この科目は、観光ホスピタリティを考える上で重要な役割を担う運輸業・公共交通機関としての航空サービスの役割やその進化、国内外のサービス競争の実態などを多面的に理解し、航空産業を取り巻く社会環境や課題への対応、進化を続ける航空サービスの将来的な絵姿などを展望するとともに、ホスピタリティ産業の中核を担う業界としての人的資源の重要性や品質管理の課題などを総合的に学習する内容となっています。
11月14日の授業では「空港における旅客サービス」をテーマに、株式会社JALスカイ総務部企画推進グループの石渡結氏、国内線旅客サービス部の長沢彩香氏(本学卒業生)にご登壇いただき、①航空業界と航空会社(安全の取り組みや企業理念など)、②空港における業務概要、③旅客ハンドリングとステーションオペレーション業務について現場の実体験を交えながらの貴重なお話を伺いました。安全とサービスの観点から、各業務内容の目的や意義についてわかりやすい説明があり、受講生は熱心にノートをとっていました。




受講生の受講レポートの一部を紹介します。
「私達が快適な空の旅を過ごす裏側には、航空サービスに関わる全ての人が「安全」という同じ意識で仕事に取り組んでおり、たくさんの部署の方が連携し、チームワーク力を発揮して成り立っているのだと学びました。」
「日々の多忙な業務の中でここまで徹底した意識でサービスを行っていることを学び、こういった意識や取り組みが顧客の満足度の向上に繋がるのだと考えます。また、人の命を預かる職業だからこその徹底された安全性の管理であり、組織全体の人間が理念をしっかり理解していることから実現されることだと考えます。」
担当教員:観光交流文化学科 教授 志村 良浩
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