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観光交流文化学科「客室サービス」の実態を学ぶ(航空サービス論)

2024年12月17日

 観光交流文化学科では、専門科目として「航空サービス論」を選択履修できます。

 この科目は、観光ホスピタリティを考える上で重要な役割を担う運輸業・公共交通機関としての航空サービスの役割やその進化、国内外のサービス競争の実態などを多面的に理解し、航空産業を取り巻く社会環境や課題への対応、進化を続ける航空サービスの将来的な絵姿などを展望するとともに、ホスピタリティ産業の中核を担う業界としての人的資源の重要性や品質管理の課題などを総合的に学習する内容となっています。

 12月5日の授業では「客室サービス」をテーマに、日本航空株式会社の客室乗務員である栗原黎江氏(本学外国語学部の卒業生)にご登壇いただき、①客室乗務員の役割、②客室サービスの概要、③勤務スケジュール、客室乗務員の仕事で経験できること、④ご自身の大学時代と現在との比較、⑤仕事に臨む心構え、⑥学生の皆さんへのメッセージなど、現場の実体験を交えて多岐にわたる貴重な講義をしていただきました。安全とサービスの観点から航空サービスの本質を理解するうえで貴重な学びの機会となり、受講生は熱心にノートをとっていました。

受講生の受講レポートの一部を紹介します。

・客室乗務員が提供する客室サービスは、安全性、ホスピタリティ、コミュニケーション能力、そしてチームワークの結晶でした。この講義を通じて得た学びは、航空業界にとどまらず、これからの自身のキャリアでも活かしていきたいと思いました。特に「お客様一人ひとりに寄り添う姿勢」と「安全を第一に考える姿勢」は、とても感銘を受けました。

・コミュニケーションを大事だと考えている今回の講義は学ぶことが多く、とても興味深かった。

・栗原さんがおっしゃっていた、人として、乗務員として大切にしていることは今後どんな職種に就くとしても社会に出たときに必要な心構えだと思いました。

・栗原さんの講義を通じ、乗客からは分からない日々の努力や思いやりから、私達乗客は安全な移動をすることができ、また、移動が特別な瞬間であると感じることができると思いました。

担当教員:観光交流文化学科  教授  志村 良浩

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