「現代社会と観光ホスピタリティ」多言語社会における観光の未来をまなざす―WIPジャパン株式会社 上田輝彦氏
2025年02月01日

観光交流文化学科1年生の専門必修授業「現代社会と観光ホスピタリティ」は、実社会における観光ホスピタリティの接地面の豊かさを学ぶことを目的としています。いわゆる「観光産業」とは呼称されない業界でありながら、観光と深く関わり活躍される実務家を隔週でゲストにお呼びする授業、その翌週には学生同士で関連のテーマを議論します。
第11回のゲストには、多言語ビジネスで社会課題解決に取り組む、WIPジャパン株式会社 代表取締役社長の上田輝彦氏を招き、「観光とは未知の文化を知ること」と題して、世界で今後起きる社会変化を概観し、観光業の未来はどうなるのかについて、壮大な視点で考える機会をいただきました。


学生の感想を紹介します。
「将来観光関連の仕事に就きたいと考える身として、観光業はコロナ流行など世の中の問題に左右されやすい業界だと不安に思っていたが、上田さんのお話には、言葉には表せない将来へのワクワクを実感した。特に東京圏が世界で1番の都市圏人口であること、「日本の観光が世界一」という言葉が印象的だった。世界を知る方からのこの言葉は、信頼でき、自信にもなった。また、日本最大の課題である人口減少について、今後観光業界が何をすべきなのかが語られた。身近な人口減少にも焦点をあてつつ、大きな世界で見た時に重要視するべき点も紹介いただき、今後の観光学では幅広い視野を持ちながら取り組めると実感した。」
担当教員:観光交流文化学科 講師 大熊 美音子
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