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保健学研究科 臨床検査・生命科学 分野 博士前期課程1年生の新藤綾乃さんが第38回日本下垂体研究会学術集会で優秀発表賞を受賞しました

2024年08月28日

8月23日から25日にかけて岡山県倉敷市で開催された第38回日本下垂体研究会学術集会において、保健学研究科博士前期課程1年生の新藤綾乃さんが優秀発表賞を受賞しました。研究タイトルは、「ラット下垂体中葉側marginal cell layer に存在するCD9陽性細胞は間葉系幹細胞の性質を持つ」です。生きている成体組織では、寿命が来た細胞は死に、新たな細胞が供給されます。この新たな細胞の供給源となるのが、成体組織幹細胞と言われる幹細胞です。新藤さんは、堀口幸太郎准教授と共に研究を行い、実験動物のラットを使って、内分泌器官である下垂体前葉の成体組織幹細胞の特徴的な性質を明らかにし、新たなホルモン産生細胞供給機構を提唱しました。

新藤さんは、「緊張しましたが、質疑応答を含め、得られたデータをわかりやすく伝えられました。今後も研究を重ねて、外国誌に論文として掲載されるよう精進していきたいと思います」とコメントを寄せています。

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