ホーム >  CBL  >  CBL地域留学ブログ:三条編

こんにちは!総合政策学部・総合政策学科1年の大塚です。石巻市で活動する松井先輩からバトンを受け取りました。さて、私はいま、CBL地域留学として、新潟県三条市で活動をしています。外国語学部の先輩2名と私を含めた女子3名で「日吉舎」(ひよししゃ)という施設に滞在しています。

新潟県の三条市と聞いても、ピンとくる大学生は少ないかもしれませんね。新潟の「燕三条」エリアは、日本のものづくりでとても有名な場所なのです。私も正直、授業(CBL概論)を受講するまではよく知らなかったのですが、燕三条では、「ものづくり」を通じて「まちづくり」をしようとしていることに、とても魅力を感じました。

三条に到着してから、いろいろな場所を視察しました。とくに印象に残っているのは、爪切りでも有名な諏訪田製作所のSUWADA Open Factoryです。ここは生産も行っている工場でもあるのですが、一見するとオシャレなカフェのようです。実際にカフェも併設されていますし、随所に排材(刃物を生産する際に排出されるもの)を再利用した美しいアート作品も展示されるなど、まるで美術館のようでもありました。

この他にも、三条が「ものづくりのまち」であることを体験・体感できる場所が数多く存在します。現在は、視察と同時に、自分たちでアポイントメントをとり、関係者へのヒアリングを行っているところです。三条の良さを私たちのような若い世代に伝えるために必要なことは何か?をテーマに活動を続けています。

ところで、私たちが生活する「日吉舎」という場所は、空き家をリノベーションしたもので、多くの大学生たちの活動拠点となっています。そして宿泊は無料なんです!私たちは1カ月間、こちらで活動をするのですが、こんなに長い期間、大学生が滞在するのは初めてだそうです。そこで、いま私が考えているプランは、日吉舎での滞在プログラムを考えてみたい、というものです。もっと多くの大学生に三条に来てもらいたい。自分が経験したことをたくさんの人に味わってもらいたい。それも1つの「まちづくり」になるのではないでしょうか?

残りの期間、たくさんの人に出会い、多くの話を聞きながら三条の課題を見つけ、少しでも解決に関わることが出来たらと思っています。では次は、いよいよリレーブログの最終ランナーです。宮城県東松島市で活動する2年生の西山先輩にバトンを託します!

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