ホーム >  CBL  >  CBL地域留学ブログ:東松島編

はじめまして!三条市に滞在中の大塚さんから「地域留学リレーブログ」の最終バトンを渡された総合政策学部・総合政策学科2年の西山です。私はいま、宮城県の東松島市に来ています。同じ2年の女子学生たちと一緒に、東松島市が所有する「つながる家」という場所でシェアハウスのようなかたちで滞在してます。三条市など他地域は1ヶ月間の研修ですが、東松島市は2週間ということで、ぎゅっと凝縮された日々です。

東松島市は、宮城県の中部に位置する人口4万人弱の地域で、交通機関のアクセスが良く、仙石線で仙台駅から約40分のところにあります。交通手段には車が必須ですが、スーパーや薬局もあり、隣町の石巻市には大きなショッピングセンターもあります。また、山や海に囲まれている場所で、とても緑が多く自然豊かです。

私が東松島市を選んだ理由は、多くの派遣先の中でも、新たな観光資源を発掘して自分達なりのPR方法を提案していくという活動に興味を持ったからです。わたしたち学生たちが、さまざまな体験やヒアリングを通じて、その地域の課題やニーズを理解して発信し、地域に寄り添った企画を提案していきたいと思いました。

東松島市における課題を「地域の魅力の情報発信不足」という点を浮き彫りにしたうえで、2週間で「情報発信のためのPR方法を考える」ことを最終報告会での目標として取り組んでいます。ヒアリングは一通り終えましたが、その中でも生産者の「食」に対するこだわりや思いについて聞いたとき、心を動かされました。東松島市は、震災の影響を大きく受けた中でも、地元に対する愛情や信念を持って、様々な環境下で尽力されています。牡蠣や海苔などでこの地域を盛り上げていこうという気持ちや、地元の人たちの温かさに触れたことで、さらにそういった気持ちを伝えられるように企画を頑張ろうと思いました。このように、地域の人たちの思いに触れることも地域留学ならではの経験で、とても貴重な機会です。

私は、今まで自ら大きな取り組みには挑戦してこなかったのですが、2年生からCBLはじめ地域活性化に関わったことで、自分でもこういった取り組みで力を発揮することができるという楽しさと、みんなで1つのことを成し遂げる難しさ、そして、それを乗り越えたときの達成感を感じ、とても充実した気持ちです。

さて、CBL地域留学のリレーブログもいよいよ最終回となりました。大学生がそれぞれの場所で多種多様な取り組みをしている様子を掲載してきましたが、いかがでしたでしょうか?みなさんも、ぜひ何かにチャレンジしてみてください! きっかけは日常生活での小さな疑問や興味からでもいいと思います。そして、その機会の1つとして今回紹介してきたCBL概論という授業や地域留学もありますので、地域について興味のある方はぜひ覗いてみてください!それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!!

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