2024/05/25
教員のつぶやき
【総合政策学部のゼミ】三浦ゼミ
総合政策学部には多様なゼミが存在しています。三浦ゼミナールは「国際政治経済学」や「課題発見・課題解決」へのアプローチを学ぶゼミで、2年生から4年生の35名ほどが在籍しています。
4年生は主に卒業論文の執筆がメインとなります。3年生は、2020年に文芸春秋新書から出版された船橋洋一氏の著書「地経学とは何か」を輪読しています。輪読では二人のペアが各章の本の内容について解説し、その上で毎回各発表者がディスカッションテーマも提起したものを論議しています。2年生は、社会科学を学ぶ上で大切な課題の発見と課題解決のアプローチを実践的に学んでいます。具体的にはある地域の課題をデータや出版物などから仮説を立てながら検証し、浮かび上がった課題を今度はいかに解決するのかについてケーススタディなどを拾い集めながら解決策を検討しています。
こうした各学年が取り組んでいる内容の中間発表が先週開催されました。それぞれの学年のゼミ生が時間を相当費やしてグループワークを取り組んできたため、発表もとても有意義なものになりました。三浦ゼミでは、発表会の後に親睦会が催されますが、親睦会では毎回、各ゼミのメンバーがグループに分かれて「世界の料理をつくる」という企画をしています。今年は3つのグループが「トルコ料理」「スペイン料理」「米国料理」を試み、創意工夫された料理が並びました。
(総合政策学部 三浦秀之)