ホーム >  教員のつぶやき  >  【ゼミ紹介】北田ゼミ 模擬裁判と裁判傍聴

北田ゼミは、毎年、裁判傍聴に行っています。今年は、その事前準備として、自分達で模擬裁判をやってみようということになりました。模擬裁判とは、実際の裁判を真似して行うシミュレーションのことです。

学生たちは3つのグループに分かれ、➀アルバイト先を無断欠勤・解雇された学生の事案、➁不倫により生まれた子の法律上の親子関係と離婚の事案、➂最近話題の「頂き女子りりちゃん」の事件をテーマに、5月から2か月間、グループワークを行いました。学生たちが自分たちで事実の詳細を作りこむ作業は大変そうでしたが、本人尋問がとても面白く盛り上がっていました。りりちゃんの事件では、被告人が事件を起こした背景を検討する場面が印象的でした。

そして、この模擬裁判の後、夏休みに入り、いよいよ、霞が関の地方裁判所と家庭裁判所を訪れました。家庭裁判所では、夫と3人の子を残して家を出た母親が、夫との離婚と親権、子どもたちとの面会交流を求める事案でした。母親の感情的な態度を冷たくあしらう夫側の女性弁護士の姿は、まるでドラマのシーンを見ているようでした。

家庭裁判所に事前に問い合わせれば、本人尋問手続を傍聴することができます。みなさんも是非、裁判所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(総合政策学部 北田真理)

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