【ゼミ紹介】川村ゼミ 2024年度のゼミ活動のトピックス
川村ゼミでは、1年の学びの中で個別研究、グループワーク、輪読、学外活動、杏林祭への参加などを行っています。
2024年春学期は、個別研究に加え、イスラエルとパレスチナの問題に関する書物の輪読を行った後に、現在おこっているこの地域の紛争に関連したグループワークを行いました。
また、川村ゼミでは、長年、難民移民問題、SDGsについての研究を続けており、杏林祭のゼミ発表会や学内展示で研究成果を発表してきました。
今年は趣向を変えて、杏林祭の屋外企画として「SDGs輪投げ」を行いました。小さなお子様から大人の方まで大勢の方が輪投げを楽しんでくださいました。また、お子様からSDGsの各ゴールのアイコンをみて、「これはなに?」、「なんて書いてあるの?」と質問もいただいたりして大変有意義な企画となりました。
学外活動では、毎年、ゼミの研究に関わる実際の取り組みの見学などを行っていて、これまで、羽田空港、東京出入国在留管理局、東京税関、国際協力機構(JICA)などの見学に出かけています。
今年は、外国人在留支援センター(FRESC)を見学させていただきました。FRESCでは、日本に在留する外国人を支援する政府の窓口が1フロアに集まり、在留相談、査証相談、就職相談、人権相談などを行っています。各窓口の詳しい説明をおうかがいした後、会議室で質問する機会を設けていただき、学生からは、多言語での対応や日本語の習得のあり方など様々な内容の質問があり、関心の高さがうかがえました。
また、開館50周年を迎えた迎賓館赤坂離宮の見学にもでかけました。迎賓館赤坂離宮は、各国の国王や大統領をお迎えするほか、主要国国際会議や条約締結の場として用いられてきました。そうした外交活動の写真展示等も拝見しながら見学させていただきました。