ホーム >  教員のつぶやき  >  タイの高校生が総合政策学部を訪問

4月7日、サイパンヤーランシット校の生徒12人が、総合政策学部を訪問してくれました。

サイパンヤーランシット校は、タイのバンコクに隣接しているパトムタニ県にある公立の中高一貫校です。同校の日本語科で日本語教師をされている小山宏一先生が、東京への修学旅行の際に訪問する大学を探しているときに、総合政策学部の卒業生で、現在、タイでサッカーのユースクラブのコーチをしている藤原寿紀さんと出会いました。小山先生も本学国際協力研究科修士課程の修了生であったことから、「訪問するなら母校が良いのでは」、ということになり、総合政策学部への訪問が実現しました。

訪問当日、生徒達はジョエル先生の1年生の英語のクラスに参加しました。タイやサイパンヤーランシット校のことを紹介してくれた後に、小グループに分かれて、日本語や英語を交えながら、受講生と交流をしました。昼休みには、中国からの留学生と、留学生生活に関する話を聞きました。タイでは、中学校で中国語の学習が必須らしく、時々、中国語でも会話をしていました。午後は、Global Carrer Programの学生が井の頭キャンパスを案内してくれました。北島が、杏林大学が北タイで行っているJICAプロジェクトの紹介をしたのちに、生徒達はマルコム先生の講義に参加し、日本とタイの生活や文化について、受講生と話をしました。

盛り沢山な一日でしたが、花見もでき、とても楽しい訪問だった様です。本学の学生にとっても良い交流になったかと思います。今日の出会いが、タイをはじめ、東南アジアの色々な国に足を運ぶきっかけになることを願います。

 引率の小山先生とSittichoke先生は、内藤高雄学部長を表敬訪問され、受入への謝意とともに、今後、両校の間での交流が進むことへの期待を述べられていました。今後の展開が楽しみです。

2025年4月8日 総合政策学部 北島 勉

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