がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

2016年度の講義・公開講座情報一覧

杏林大学医学部付属病院がんセンター Cancer Board講演会

日時平成28年4月15日(金) 17:30~18:30
会場杏林大学医学部臨床講堂
担当者國頭 英夫(内科学(腫瘍科)客員教授/日本赤十字社医療センター 化学療法科 部長)
内容内科学(腫瘍科)客員教授である 國頭 英夫 先生(日本赤十字社医療センター 化学療法科 部長)をお招きし、がん診療にかかわる医師、看護師、薬剤師、大学院生、医学部学生等の方を対象とした、Cancer Board講演会『がん治療のcost and value』を開催いたします。
備考問合せ:病院庶務課(がんセンター)
    ℡ 0422-47-5511(内線2605)

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 特別講演会 『精神腫瘍学』

日時平成28年 5月27日(金) 18:00~19:30
会場杏林大学医学部臨床講堂
担当者大西 秀樹(埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 教授)
内容がん患者は治療のみならず、精神心理面、社会面での問題でも苦悩しています。がんに罹患したことにより生じる精神心理面の問題を取り扱うのが本講演会のテーマでもある精神腫瘍学です。講義では、がんの罹患による生じる精神心理面の問題と評価、介入法についてお話しします。
備考

杏林大学保健学研究科共催 2016年公開講座 『コンサルテーション理論とその実践』

日時平成28年6月3日(金) 10:50~12:20
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 6階 601講義室
担当者Pamela Minarik (Professor, School of Nursing SAMUEL MERRITT UNIVERSITY)
内容杏林大学大学院保健学研究科と共催の講演会を開催いたします。
今年度も米国のSAMUEL MERRITT UNIVERSITYよりPamela Minarik先生をお招きし『コンサルテーション理論とその実践』についてお話しいただきます。
本学大学院生や看護教員の他にも、杏林大学付属病院の看護師・外部の大学院院生・外部病院の看護師の方もご参加いただけます。
備考

第1回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成28年6月4日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者中面 哲也(国立がん研究センター 免疫療法開発分野長)
内容『がん免疫療法』
がん免疫療法について、最新の情報と知識を提供します。
まだ一部のがん患者さんにではありますが、抗PD-1抗体などの明らかに有効ながん免疫療法薬剤も登場し、今やがんに対する免疫の存在を否定する人はいなくなりました。一方で、インターネット上にはがん免疫療法を謳った様々な情報が散乱しています。
本講演では、がん免疫療法の専門家が、最新の情報と知識を提供し、あなたの疑問にお答え致します。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

第2回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成28年7月9日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者村瀬 有紀子(東京医科歯科大学附属病院 チャイルドライフスペシャリスト)
内容『親が子供に自分の病気を伝える』
子どもを持つ親ががんになった時、子どもへの対応について迷われる方が大勢いらっしゃいます。
そのような方たちは、子どもに何をどこまで話したらいいのか、子どもがどんな反応を示すのか、自分の病気で子どもがどのような影響をうけるのかといった不安を抱えながら治療をうけています。
本講演では病気の親を持つ子どもへの支援について、チャイルド・ライフ・スペシャリストの立場からお話させて頂きます。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

第3回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成28年8月6日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者窪田 靖志(独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター)
内容『緩和ケア・ホスピスについて』
がんによる苦しみをいかに和らげるか、最近の緩和ケアの動向についてお話します。
また、よりその人に合った緩和ケアを受けるためにはどうすればよいのか?どのようなときにどこで緩和ケアを受ければ良いのか?病院での緩和ケアにも緩和ケアチームによるものや緩和病棟・ホスピスがある一方、在宅における緩和ケアも拡がりをみせています。それらの特徴についても概要を説明します。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

第4回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成28年9月3日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者岡野 尚弘(杏林大学病院 腫瘍内科)
内容『最新のがん治療』
がん化学療法は少しずつではありますが、着実に進歩しています。
近年、がんの進行に関わる様々なことが明らかになり、分子標的薬という薬剤が多くのがん腫で使用されるようになりました。また、従来のいわゆる「抗がん剤」の新しい組み合わせによって効果が高い治療法も開発されています。
本講演では主に化学療法の進歩の過程や最新の分子標的薬、新たな治療方法に関してお話します。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

ガイダンス / がん看護の対象となる患者とその家族の理解と支援方法

日時平成28年9月9日(金) 3時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者中島 恵美子(杏林大学大学院保健学研究科 成人看護学教授)
内容化学療法は、がんの内科的治療として幅広く実施されています。
化学療法の概要と抗がん剤開発の変遷、効果判定の方法について学習し、現在主流である外来における化学療法のケアについて理解を深めます。
さらに研究に基づいた結果を解説しながら、がん患者に対するケアと患者とその家族を支えるためのアセスメントの方法を教示します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

がんとは、がん治療の現状(総論)

日時平成28年9月9日(金) 4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者古瀬 純司(杏林大学大学院医学研究科 腫瘍内科学教授)
内容がん治療は、手術・放射線治療・抗がん剤治療の3本柱で行われており、日々進歩しています。
がんの病理形態についてわかりやすく論説したうえで、現在行われているがん治療における基本的な考え方、がん薬物療法の意義や効果、副作用など最新の知識を教授します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

化学療法を必要とするがん患者の看護

日時平成28年9月17日(土) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者新田 理恵(杏林大学医学部付属病院 がん化学療法看護CN)
内容本講では、がん化学療法薬の投与により生じる頻度が高い消化器毒性と症状マネジメント、分子標的治療薬について学びます。
消化器毒性では、メカニズム・リスク因子・評価方法について学習し、さらに症状マネジメントとして実施されている薬物的介入と看護支援の実際まで理解を深めていきます。
また、がん分子標的薬の特徴を体系的に理解するとともに、重篤な有害事象となり得る皮膚障害の種類・評価方法・看護の実際について講義を行い、日々発展する化学療法において応用可能な知識の習得を目指します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

放射線療法を必要とするがん患者の看護

日時平成28年9月17日(土) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者鈴木 理恵(山形大学医学部附属病院 がん看護CNS)
内容本邦で、現在実施されている放射線療法の種類と治療の流れ、急性期有害事象とその看護について学びます。
急性期有害事象では、放射線宿酔・骨髄抑制・脱毛・放射線皮膚炎・唾液分泌低下・肺臓炎など症状を分類して詳細な説明を行うとともに、その対応についても論説します。
がん看護専門看護師として受け持った事例を提示し、具体的な介入ポイントやアセスメント、ケア方法を教示し、放射線療法における看護の役割について考察していきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

がんのリハビリテーション

日時平成28年9月20日(火) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者吉井 真美(杏林大学保健学部 成人・高齢者看護学講師)
内容がんのリハビリテーションの基本的知識を学習します。
さらに現在、移植医療の一環として実際にリハビリテーションを組み入れている施設が増えており、造血幹細胞移植を受ける患者のリハビリテーションを例に挙げて、研究結果に基づいた患者の活動の実際と看護支援プログラム、その有効性について説明します。
また、医師・看護師・理学療法士が担当できる役割や業務を明確にするとともに、連携を図りながら取り組んでいくためには、看護師がどのようにinitiativeをとっていけば良いかなどを講義します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

がん治療を受ける患者の倫理調整

日時平成28年9月20日(火) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者坂元 敦子(杏林大学医学部付属病院 がん看護CNS)
内容がん看護を実践するうえで重要である倫理とは何か、そして倫理的問題に直面した際に必要とする能力について基本的知識を学習します。
さらに、地域がん診療拠点病院のがん看護専門看護師として、患者や家族、様々な医療従事者から相談を受ける立場から、実際に対応してきた事例を紹介し、倫理調整の具体的な方策を学び、考察できるよう展開していきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

高齢者のがん診療

日時平成28年9月28日(水) 10:30 ~ 12:00
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者長島 文夫(杏林大学大学院医学研究科 腫瘍内科学准教授)
内容超高齢社会に突入した日本では、特に首都圏の高齢者数の増加が予想されており、地域の診療体制に工夫が求められています。
高齢者のがん患者の場合、併存疾患を抱えていることが多く、医学的な対応以外にも身体的・精神心理的・社会的問題といった様々なリスクを評価して治療を進める必要があります。
本講では、高齢者に対するがん診療の基本的知識や対応、地域がん診療拠点病院と地域の病院や、診療所との連携を推進するための取り組みなども概説します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

がん患者の抱えるストレスと危機に対する援助

日時平成28年9月28日(水) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者加賀谷 聡子(杏林大学大学院保健学研究科 成人看護学教授)
内容ストレス・コーピング理論に基づき、がん患者が抱えるストレッサーと対処法を学びます。
また、ストレスが長期化することにより、患者は極限状態へとおかれ、危機となることから、危機理論についても論説します。ストレスから危機までを系統的に学習することにより、包括的な心理的援助ができよう展開していきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

コーディネーターとは 円滑なコーディネートの方法 ① コミュニケーションスキル

日時平成28年10月3日(月) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者浦山 絵里(ひとづくり工房esuco代表 ナースファシリテータ)
内容がん看護に携わる看護師は、患者と家族、患者と他職種の医療者、病院と在宅医療など様々な場面でコーディネーターとしての役割が求められます。
本講では2日間にわたってコミュニケーションとファシリテーションのスキルについて学習し、円滑なコーディネートやファシリテータとして臨床現場で活用できる知識と技能を習得します。
ファシリテーションの役割と重要性をわかりやすく論説するとともに、自分自身を理解し、安心で安全な話し合いの場をどのように作っていけば良いかを学びます。
様々な体験型のワークを織り込むことにより、楽しく進めていきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

コーディネーターとは 円滑なコーディネートの方法 ② ファシリテーションスキル

日時平成28年10月4日(火) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 3階 301講義室
担当者浦山 絵里(ひとづくり工房esuco代表 ナースファシリテータ)
内容がん看護に携わる看護師は、患者と家族、患者と他職種の医療者、病院と在宅医療など様々な場面でコーディネーターとしての役割が求められます。
本講では2日間にわたってコミュニケーションとファシリテーションのスキルについて学習し、円滑なコーディネートやファシリテータとして臨床現場で活用できる知識と技能を習得します。
ファシリテーションの役割と重要性をわかりやすく論説するとともに、自分自身を理解し、安心で安全な話し合いの場をどのように作っていけば良いかを学びます。
様々な体験型のワークを織り込むことにより、楽しく進めていきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

第5回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成28年10月8日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者坂口 良子(野村訪問看護ステーション 緩和ケア認定看護師)
内容『在宅医療』
どのような状態になったら在宅医療が必要か?病院と在宅がどのように連携しているか?などの基本的な疑問や、在宅療養を選択した方々の思い、ケアの実際等を実例を紹介しながらわかりやすくご説明いたします。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

緩和ケアとは がん治療における諸症状の緩和に必要とされる援助

日時平成28年10月12日(水) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者量 倫子(杏林大学保健学部 成人・高齢者看護学講師)
内容緩和ケアの歴史、緩和ケアの定義などの基本的知識に加え、がん医療における緩和ケアの位置づけと重要性について学習します。
さらに、実践が難しいとされるスピリチュアルケアについて、スピリチュアルケアの概念・スピリチュアルペインの構造・アセスメント・ケアの実践までをわかりやすく論説します。
講義では、Spiritual Pain Assessment Sheetを用いた事例検討を行うことにより、がん患者に対する全人的ケアの理解を深めていきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

緩和ケアにおける症状コントロール

日時平成28年10月12日(水) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者伊藤 祐子(杏林大学医学部付属病院 緩和ケアCN)
内容緩和ケアは、終末期の患者だけでなく、がんと診断されたときから実践していくための取り組みがなされており、看護師への期待は益々高まっています。
本講では、基本的緩和ケアとしてがん患者が体験する様々な症状とその看護を具体的に説明したうえで、事例検討によって理解を深めていきます。
がんと診断され、心身ともに苦痛を持っている可能性のある患者に対し、看護師が緩和ケアの担い手として役割を発揮できるよう実践能力の向上を目指します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

緩和ケアチームにおける疼痛管理の実際

日時平成28年10月15日(土) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者窪田 靖志(独立行政法人国立病院機構 災害医療センター)
内容がんによって引き起こされる疼痛の分類・機序・評価方法、ならびにWHO方式のがん疼痛治療法に基づいた鎮痛薬と鎮痛薬以外の疼痛治療法について学習します。
疼痛の評価については、具体的な評価方法をわかりやすく論説します。
また疼痛治療法おいては、現在主に使用されている鎮痛薬であるNSAIDs、アセトアミノフェン、オピオイド、末梢神経障害性疼痛治療薬、鎮痛補助薬など各薬剤の適応ならびに有効性、副作用とその対策までを学び、がん性疼痛の看護において応用可能な知識の習得を目指します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

援助関係におけるサイコダイナミックス

日時平成28年10月15日(土) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者浅沼 奈美(杏林大学大学院保健学研究科 精神看護学教授)
内容本講では、専門看護師、認定看護師の役割の一つとして、コンサルテーション活動が位置づけられていることから、コンサルテーションについて系統的に学習し、がん看護に携わる看護師と患者の援助関係におけるサイコダイナミクスについて展開していきます。
効果的なコンサルテーションの実践を目指し、クライエントと援助者の反応および感情の理解や、コミュニケーションの活用について理解を深めていきます。
講義は、演習やディスカッション、箱庭療法などを活用しながら進めていきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

リンパ浮腫の治療とケア(講義・演習)

日時平成28年10月20日(木) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者佐藤 佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)
内容3日間にわたる集中講義によって、リンパ浮腫の治療とケアにおける実践可能な知識と技能を学びます。
1,2日目はリンパ浮腫のメカニズムや症状、治療とケアなど基本的な知識を習得した後に、医療用リンパドレナージと圧迫療法の実技演習を中心に進めていきます。
さらに3日目は弾性着衣の着脱・終末期ケア・ロールプレイを中心に学習します。
知識だけでは実践が難しいリンパ浮腫のケアを、担当教員の指導のもとで演習を行うことにより、正確な技能を習得することを目指します。
演習では受講生同士でリンパマッサージなどの練習をしますので、Tシャツと半ズボンをお持ちください。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

リンパ浮腫の治療とケア(講義・演習)

日時平成28年10月21日(金) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 3階 成人実習室
担当者佐藤 佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)
吉田 洋子(後藤学園附属マッサージ治療室室長)
内容3日間にわたる集中講義によって、リンパ浮腫の治療とケアにおける実践可能な知識と技能を学びます。
1,2日目はリンパ浮腫のメカニズムや症状、治療とケアなど基本的な知識を習得した後に、医療用リンパドレナージと圧迫療法の実技演習を中心に進めていきます。
さらに3日目は弾性着衣の着脱・終末期ケア・ロールプレイを中心に学習します。
知識だけでは実践が難しいリンパ浮腫のケアを、担当教員の指導のもとで演習を行うことにより、正確な技能を習得することを目指します。
演習では受講生同士でリンパマッサージなどの練習をしますので、Tシャツと半ズボンをお持ちください。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

リンパ浮腫の治療とケア(講義・演習)

日時平成28年10月22日(土) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 3階 成人実習室
担当者佐藤 佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)
吉田 洋子(後藤学園附属マッサージ治療室室長)
内容3日間にわたる集中講義によって、リンパ浮腫の治療とケアにおける実践可能な知識と技能を学びます。
1,2日目はリンパ浮腫のメカニズムや症状、治療とケアなど基本的な知識を習得した後に、医療用リンパドレナージと圧迫療法の実技演習を中心に進めていきます。
さらに3日目は弾性着衣の着脱・終末期ケア・ロールプレイを中心に学習します。
知識だけでは実践が難しいリンパ浮腫のケアを、担当教員の指導のもとで演習を行うことにより、正確な技能を習得することを目指します。
演習では受講生同士でリンパマッサージなどの練習をしますので、Tシャツと半ズボンをお持ちください。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

コーディネーターとは 円滑なコーディネートの方法 ③ ①および②について実践の振り返り

日時平成28年11月4日(金) 1~5時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 205講義室
担当者浦山 絵里(ひとづくり工房esuco代表 ナースファシリテータ)
内容がん看護に携わる看護師は、患者と家族、患者と他職種の医療者、病院と在宅医療など様々な場面でコーディネーターとしての役割が求められます。
本講では2日間にわたってコミュニケーションとファシリテーションのスキルについて学習し、円滑なコーディネートやファシリテータとして臨床現場で活用できる知識と技能を習得します。
ファシリテーションの役割と重要性をわかりやすく論説するとともに、自分自身を理解し、安心で安全な話し合いの場をどのように作っていけば良いかを学びます。
様々な体験型のワークを織り込むことにより、楽しく進めていきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

退院支援

日時平成28年11月10日(木) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者加藤 雅江(杏林大学医学部付属病院 ソーシャルワーカー)
内容病院におけるソーシャルワーカーの役割や退院支援の基本的知識について学びます。
また、がん患者との対話や情報提供を行うことが多いソーシャルワーカーの視点から、退院支援をする際の留意点などをわかりやすく説明します。
さらに、事例を用いて看護師がどのような支援を提供できるかを考察していきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

ホスピスにおける緩和ケアと看取り

日時平成28年11月10日(木) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者近藤 百合子(桜町病院聖ヨハネホスピス 緩和ケアCN)
内容ホスピスにおける緩和ケアの理念・ケア方針・看護師の姿勢・症状マネジメントなど基本的な知識を学びます。
さらに、終末期の患者への看護を実践するうえ看護師が遭遇する日々のケアへの疑問や倫理的問題、悲嘆についても学習し、理解を深めていきます。
ホスピスで多くの患者を看取ってきた緩和ケア認定看護師が、「チームケアにおける看護師の役割」「看取りのケア」についても詳説する貴重な講義となっています。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

在宅における緩和ケアと看取り 在宅療養におけるコーディネーター(在宅療養移行時に必要な看護支援)

日時平成28年11月17日(木) 1・2時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者柴﨑 美紀(杏林大学大学院保健学研究科 基礎・在宅看護学講師)
内容在宅で療養を希望するがん患者への適切なコーディネートを行うためには、高齢者の介護とは異なるがん患者特有の在宅療養を取りまく現状と、前提条件、仕組みを理解しておく必要があります。
本講では、がん患者の在宅における緩和ケアに焦点を当て、在宅療養の導入に必要な支援について解説していきます。
さらに、一人暮らしなど対応が困難であると考えられるがん患者に対して、事前準備やどのようなケアを提供していくべきかを教示します。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

事例検討 / インテンシブコースのまとめ

日時平成28年11月17日(木) 3・4時限
会場杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 2階 202講義室
担当者中島 恵美子(杏林大学大学院保健学研究科 成人看護学教授)
松村 康平(杏林大学医学部付属病院 看護師)
内容受講生が日頃の臨床実践で感じている疑問点や看護支援の方法などについて事例をあげてもらい、受講した講義を参考に分析を行います。
インテンシブコースのまとめとして、今後のがん看護の実践で活用できる方法論を見出すことができるよう考察していきます。
備考がん患者コーディネーター養成インテンシブコース

保健学研究科 講演会 『緩和ケア ~その人らしく生きることを支える~』

日時平成28年12月5日(月) 13:00~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)/定員240名
担当者田村 恵子 氏(京都大学大学院 教授)
内容NHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀」出演
TBSテレビ系列スペシャルドラマ「奇跡のホスピス」のモデルとなる。
“がん看護専門看護師”の第一人者としてがん患者と家族と向き合う。
現在、京都大学大学院 医学研究科にて緩和ケア・老年看護学の研究、後進への指導・教育を行う。
備考参加費・予約等は不要です。

第6回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成29年2月25日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者川名 典子(杏林大学病院 精神看護師)
内容『ストレスとともに生きる』
病気になって以来、眠れない、食欲がない、気持ちが落ち込む、意欲がなくなった、いらいらする…
心身ともにそれまでの自分が変わってしまったと感じることはありませんか。
からだのつらさは気持ちのつらさに、気持ちのつらさは体のつらさに影響します。
今回はつらい時期が通りすぎるのを待つとき、そしてがんと共に暮らしていくときのいくつかのポイントをご紹介します。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ

第7回 「がんと共にすこやかに生きる」 講演会

日時平成29年3月11日(土) 13:30~14:30
会場杏林大学三鷹キャンパス 大学院講堂(2病棟4階)
担当者千歳 はるか(国立がん研究センター 東病院 栄養管理室長)
内容『がん治療を乗り切るための食事の工夫』
がん治療において、からだと心を支える為の食事の工夫やヒントを症状別に解説します。
また、「がんと共存」する時代になる中で、がん患者さんへの自立支援についてもお話しいたします。
がん治療における食べることの意義を共に考えましょう。

講演会終了後にはがん患者さんだけの語らいの場を設けます。
参加費・予約不要ですので、ぜひご参加ください。(開催時間:14:45~15:45/同建物2階)
備考「がんと共にすこやかに生きる」講演会シリーズ