皮膚科概要・特色

診療科長からみなさまへ 診療科長からみなさまへ

診療科長/教授 早川 順 診療科長/教授
早川 順

地域に根ざし、個々の患者さんに適した医療を提供

当科では、皮膚疾患(あらゆる皮膚症状全体)を対象としています。さまざまな疾患がありますが、幅広い疾患について診断・治療を行うように心がけています。「あたたかい心のかよう、良質な医療を患者さんに提供」するという当院の理念に基づき、他科の医師や他職種の方々と協力し、質の高い診療にあたります。

当診療科の特色

皮膚に生じる様々な症状に対応します。診察に際しては問診・視診・触診が基本となりますが、特に問診には時間をかけて経過を聴取しています。問診のみで患者さんが気がついていない原因や誘因が判明することもあるからです。その上で、血液検査、画像検査、皮膚病理組織検査などを行います。その結果に基づき、薬物療法、外科的療法、光線療法などを選択しています。
急性感染症(蜂窩織炎、帯状疱疹)や薬疹などの患者さんは緊急入院して加療する場合もあります。 また、同じ疾患でも発症経過や治療薬の効果は違うため、画一的な治療にならないように心がけ、個々の患者さんに最善の治療を専門的に施せるように心がけています。

取り扱っている主な疾患

以下の通り皮膚疾患全般にわたって診療しています。

  1. アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬などの炎症性疾患
  2. 蜂窩織炎、帯状疱疹などの感染性疾患
  3. 水疱性類天疱瘡、膠原病、血管炎など免疫性疾患
  4. 有棘細胞癌、悪性黒色腫、基底細胞癌などの悪性疾患

診療体制

外来は、毎日午前2名の医師が皮膚疾患全般を対象に診療を行っています。そのため、予約外の患者さんの受け入れも可能です。午後外来は、特殊外来(アレルギー外来)と手術を行います。病棟は、午後にスタッフ全体で診にあたり、他科からの往診患者さんの診察も行います。

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