秋田県湯沢市でフィールドスタディを実施
8月6日から9日にかけて、秋田県湯沢市においてフィールドスタディを実施しました。
「新潟県の湯沢でないほうの湯沢です」と現地の方がおっしゃるように、全国的にはまだそれほど知られていない秋田県湯沢市ですが、奥羽山脈を越え、遠くになだらかな山並みを望みながら、黄緑色に輝く水田や趣の異なる大小の温泉街を走り抜けていくと、息をのむような美しい風景が広がります。
滞在中は地域の皆様に温かく迎えていただき、また、ガイドの皆様の優しい秋田弁の語りに耳を傾けながら、市を代表する伝統行事「七夕絵どうろうまつり」や、川原毛地獄、小安峡大噴湯などのジオパークを見学させていただきました。さらには秋田県立湯沢翔北高等学校雄勝校の生徒の皆さんとの交流や山菜採り体験、そして、雄勝大花火大会での会場手伝いなど、様々な経験を通してキャンパスでは得られない多くの発見と忘れられない交流の思い出が残りました。
最終日には、ゆざわジオパークガイドの会の沼倉様、近藤様、山内様とともに湯沢市の課題について話し合いました。少子高齢化の進行や、車がなければ移動が難しいことなど、地方ならではの不便さも挙げられましたが、それ以上に心に残ったのは、豊かな食文化、人々の確かなつながり、そして地熱という地域ならではのエネルギー資源でした。課題を見つけるために訪れたはずでしたが、私たちが持ち帰ったのは「本当に豊かな暮らしとは何であるか」という問いであったように思います。

今回の経験は、これから観光や文化資源について学んでいく本学の学生にとって、かけがえのない学びの土台になることを確信しています。そして何より、温かく迎えてくださった湯沢市の皆様とのご縁を、これからも大切につないでいきたいと感じています。
担当:観光交流文化学科 准教授 西山 桂子
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