学術講演会・例会

第52回杏林医学会市民公開講演会
遺伝性腫瘍の最新情報
講演会報告

座長 : 井本滋先生

講演1 : 須並英二先生 

講演2 : 関大仁先生

講演3 : 小林陽一先生

講演4 : 菊地茉莉先生

講演会の様子

杏林大学共催
第52回杏林医学会市民公開講演会
遺伝性腫瘍の最新情報

 日時:令和5年11月18日(土)午後1時30分〜午後3時30分

 場所:杏林大学三鷹キャンパス 第2病棟4階 大学院講堂

 講演概要

腫瘍は正常な細胞の機能に異常が起きることから発生します。
多くはウイルスや細菌などの感染症、アルコール、タバコ、紫外線など外的な要因によって発生します。
一方、体を構成する遺伝子情報はDNAに収められていますが、
精子あるいは卵子のDNAの異常から発生する腫瘍が遺伝性腫瘍です。
遺伝子情報を解析する技術と遺伝性腫瘍を疑う家系情報から遺伝性腫瘍は解明されつつあります。
今回は、乳癌、婦人科癌、消化器癌における遺伝性腫瘍と遺伝カウンセリングの重要性についてご講演いただきました。

毎年11月に開催する幣会主催の市民公開講演会は、令和1年以降、2年連続で中止の後、昨年はオンデマンド配信での開催を余儀なくされました。
今年は、5月に開催した市民公開フォーラムに続けて、市民公開講演会についても4年ぶりに対面での開催を挙行することができました。
今回のテーマは、一般の方には理解が難しい面もありましたが、講師の先生方の丁寧なお話しにより、参加者の皆様からは「大変勉強になった」「検査や治療に臨むにあたり、更に学びたい思った」等の好意的な感想を多くいただいております。
様々な質問に対し真摯にご対応いただきました座長の井本先生をはじめ、演者である須並先生、関先生、小林先生、菊地先生には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
また、本講演会開催にあたり技術サポートをいただいた総合情報センターご担当者の方々にも、改めまして厚く御礼申し上げます。
有難うございました。

杏林医学会
2023.11.21

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