（2023.7.12）
著者 林 光俊 先生（1980年卒）
種目別スポーツ障害の評価とリハビリテーション
南江堂
定価 7,700円 （本体価格 7,000円）
スポーツ障害は従来部位別・関節別に論じられてきました。筆者は長年スポーツ現場で診療を行ってきた経験より、スポーツの各種目にはその競技特性（ジャンプ系・スプリント系・持久系か、ルールや競技時間の違い、道具や受傷原因の違い等）があり、治療やリハビリはそれに沿って行わないと、ちゃんと競技復帰はできてないと痛感してきました。
本書は筆者が企画立案、出版社に売り込み？、著者人選、編者査読、表紙原案、販売促進など自身のスポーツ医学人生？の集大成として、出版社より比較的自由に制作させていただいた無手勝流書です。陸上競技からサーフィンまで26種目を“ドクター編”として、受傷時からスポーツ現場に戻るまでの治療手順について各競技を代表するナショナルチームドクターが執筆担当しております。次の“トレーナー編”ではスポーツ現場から競技復帰までのリハビリテーションについてナショナルチームトレーナー（理学療法士を主として）が担当しました。同窓の今給黎直明先生も“スポーツ装具”編やコラムをご執筆されてます。多くの2020東京オリンピック医療担当者によるホットな裏方話（コラム）も息抜きにご一読いただければ幸いです。整形外科・リハビリ科以外にスポーツ愛好家のドクターにもお薦めです。
