レジデントの１日
当科のレジデントの１日の仕事の流れです。
８〜９時：出勤
午前中：病棟回診、病棟業務、透析当番、ICU当番
チームで担当している患者様の状態を確認し、上級医と相談しながら治療方針を検討していきます。
病棟業務の他に、透析の当番が3回/月程度あり、入院中または透析センターに通院されている患者様の透析を担当します。
またチームごとに1週間ずつ、ICU・TCCなど救急病棟での血液浄化を担当します。
昼食
午後：病棟業務、夕回診、カンファレンス、腎生検等
午後はその日の検査結果の確認や、チームで回診を行います。
また腎生検の検査があれば積極的に参加します。
また水曜午後と土曜午前にカンファレンスがあります。
勤務終了
退勤後：夜間透析or プライベート
1回/週程度、夜間透析のバイトがあります。
＊この他に、１－２回/週 外勤(主に透析クリニックでのバイト)があります。
レジデントの声
松野 裕樹先生
①入局のきっかけ
学生の頃から内科を志望しており、限定的な分野というよりは幅広く診られるようになりたいという気持ちがありました。初期研修も当院で行ったのですが、ほぼすべての内科をローテーションしました。そのなかで、当科は腎臓内科(+透析科)とリウマチ膠原病内科の両方の科を学ぶことができ、多様な疾患が診られることに魅力を感じました。内科全体を幅広く診たいといっても、将来的には専門性を持つことも重要だと思うようになり、腎臓専門、透析専門医、リウマチ専門医の取得できる当科の良さに気づきました。カンファレンス等も和やかで、若手の医師が発言しやすい医局の雰囲気も当科の良いところだと思います。また、指導的で尊敬できる上級医がいたことも入局のきっかけになりました。
②専攻医(後期研修医)を終えて
3年間の内科専門医研修(後期研修)は杏林大学のプログラムで1・2年目を当科で、3年目は千葉県の船橋市立医療センターに出向しました。1・2年目は主に入院患者さんの診療や透析について、上級医の先生方にご指導頂きながら多くのことを学べました。船橋市立医療センターの腎臓内科・リウマチ膠原病内科は当科に比べると小規模ですが、だからこそ学べることも多く、素晴らしい指導医の先生もいらっしゃいます。腎臓外来、リウマチ膠原病外来のいずれも経験でき、1・2年目に当科で学んだことを活かすことができました。出向先で得られた経験もまた今の診療に活かせています。
③入局希望者へのメッセージ
当科に入局して良かったと思っていますし、心からお勧めできる医局です。医局の雰囲気も良く仕事のしやすい環境だと思いますので、ぜひ一度見学にいらしてください。入局すると透析室の居心地が良くなります。
伊達 友香先生
①レジデント生活について
レジデントとして働き始めて約2年半が経ちました（後期レジデント3年目時）。研修医時代よりも仕事量や責任感は増えましたが、上級の先生方の指導を受けながら成長させていただいています。平日・休日ともにプライベートの時間を十分に確保できており、充実した日々を送っています。
②入局希望者へのメッセージ
腎臓・リウマチ膠原病内科は急性期から慢性期、若年から高齢者まで様々な症例を経験できる診療科です。医局内の雰囲気も良く和気あいあいと診療しています。是非見学にきてください！
須原 夕貴先生(レジデント3年目)
①入局のきっかけ
もともと膠原病疾患の症状の多彩さや治療方法の豊富さに興味がありました。また、腎臓内科は腎炎や透析などの専門的分野に加え、電解質異常や体液管理など全身に渡って総合的に診られることに惹かれ、どちらも学ぶことが出来る当院への入局を選びました。
②レジデント生活について
私は後期研修2年目で、現在出向先の山梨県立中央病院で研修しています。教育熱心で優しい先生方ばかりで充実した日々を送らせて頂いております。エコーや関節注射、VAIVTなど手技を行う機会も多く、早期から外来も担当させて頂けるため、勉強するには恵まれた環境だと思います。病棟や外来で困った時は、指導医の先生方が一緒に診察してくださり、治療方針を相談してくれます。
③入局希望者へのメッセージ
当科はアットホームな雰囲気の医局です。私自身他大学出身ですが、当院は出身大学の垣根がなく仕事しやすい環境だと思います。ぜひ一度見学にいらしてください。
山下 優衣先生(レジデント2年目)
①入局のきっかけ
腎臓と膠原病の両方を診療でき、経験できる症例数が豊富なことと、医局の雰囲気がとても良かったからです。
②レジデント生活について
分からないことは遠慮なく質問して、上級医の先生方から日々多くのことを学びながら成長中です。
③入局希望者へのメッセージ
他大学出身で、初期研修も他病院の私も、すぐに馴染むことができたので、どんな人にも入局をオススメできます！