第46回 桐朋学園 院内コンサート

作成日時:2010年10月15日

 桐朋学園大学音楽学部研究生等による院内コンサートが10月9日(土)、外来棟待合ホールで行われました。  このコンサートは1999年7月から年4回、桐朋学園のご厚意により行われており、今回は今年度3回目の開催となりました。入院患者さんやお見舞いにいらっしゃった方々で会場は満席となり、立見の方が出るほどでした。  華やかな衣装に身を包んだ総勢32名の美しく、迫力ある歌声に耳を傾けていました。  この日は、合唱や独唱、二重唱で「浜辺の歌」などの皆さんの良く知っている日本の名曲から「アヴェ・マリア」などのクラシック、オペラ《カルメン》より「闘牛士の歌」まで、全12曲披露していただきました。「闘牛士の歌」では闘牛場さながらの掛け声やしぐさの挿入に、オペラの雰囲気を存分に味わうことができました。  また、曲と曲の合間には指揮者の谷准教授から曲の解説があり、聴衆が曲をより深く楽しめるようなプログラムとなっていました。最後に、本学園松田博青理事長のアンコールにより、会場全体で「ふるさと」を歌うなど、会場は大いに盛り上がりました。  最後に、本学園松田理事長と桐朋学園小柳敏志理事長からご挨拶があり、今後も引き続きコンサートを開催していくことを約束し、盛大な拍手の中終了となりました。  終了後、車椅子で病棟から来て頂いた患者さんから、「とても素晴らしく、楽しいコンサートを有難うございました」と職員に伝えて帰られました。  次回の院内コンサートは12月18日(土)を予定しています。皆様のご来場をお待ちしています。