第55回桐朋学園院内コンサートが開催されました

作成日時:2012年12月25日

 桐朋学園大学音楽学部による院内コンサートが12月22日(土)、外来棟1階・待合いホールで行われました。このコンサートは1999年7月から年4回、桐朋学園のご厚意により行われているもので、今回も多くの入院患者さんやお見舞いに来られた方々で会場は賑わいました。

 

 

 プログラムはL.v.ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」第1楽章から始まり、H.ヴィエニャフスキ、P.サラサーテ、V.モンティ、G.F.ヘンデル作のクラシックの楽曲について、曲や演奏する楽器の簡単な紹介を織り交ぜながら、美しい旋律が奏でられました。後半2曲では、成田為三の「浜辺の歌」、見岳章の「川の流れのように」と多くの人にとって馴染み深い日本の曲が演奏され、集まった方々は心地よいメロディーに耳を傾けていました。

 

 予定されていた演奏プログラムが終了した後、本学松田博青理事長が、素晴らしい演奏を披露していただいた桐朋学園の方々に対し感謝の言葉を述べながらアンコールをリクエストすると、ドビュッシーの「小舟にて」と、クリスマスの時季にふさわしく「きよしこの夜」の2曲の見事なピアノとヴァイオリンのアンサンブルが会場に響きわたりました。

 全ての演奏を終えて、松田理事長は会場に集まった方々に「皆様にとってよいクリスマス、よい新年が迎えられますように」と挨拶し、コンサートは終了となりました。