第43回 桐朋学園 杏林大学病院内コンサートが開催されました

作成日時:2009年12月22日

院内コンサートは桐朋学園のご好意で年4回開催されているもので、12月19日(土)、本年度最後となる桐朋学園大学音楽学部の学生によるコンサートが外来棟1階待合ロビーで開かれました。 今回はフルートとハープのアンサンブルで、「ノクターン」、「フルートとハープのためのソナタ」などの古典音楽から「ディズニーメドレー」まで8曲が演奏されました。 演奏の途中には、フルート奏者の丹保美彩紀さんから、「フルートは小鳥の鳴き声のような音色が出るためオーケストラでは小鳥をイメージするところでよく使われる」という専門的な解説があり、また、ハープ奏者の新井沙弥香さんは、身近で見る機会の少ないハープについて詳しく紹介し、「ハープの裏には7つのペダルが付いており、演奏する姿が優雅に見えても実は白鳥のように足を動かしている」、という裏話を教えてくださいました。 会場には、入院患者さんなど約70名が訪れ、フルートとハープの柔らかな音色に心を癒されると共に、2人のユーモアに富んだ楽器紹介に耳を傾けていました。 最後に、本学園の松田博青理事長から謝辞があり、アンコールに応えて、「大きな古時計」が演奏され1時間にわたったコンサートを終えました。