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被ばく線量を大幅に抑えられるX線血管撮影装置をアジアで初導入

作成日時:2015年8月7日

当院では、外来棟地下1階の血管撮影室に心臓カテーテル手術用のMediGuide?テクノロジー・システムを併せ持った最新型X線血管撮影装置を導入し、7月21日から稼働が始まりました。



 心臓カテーテル手術は一般的に1時間半から5時間かかり、その間の検査や手術時に患者さんや医師ら医療従事者が受ける放射線の被曝をどれほど低減できるかは、医療機関にとって常に課題となっています。
 今回導入されたMediGuide?テクノロジー・システムは、これまでのように必要となるたびに照射して透視していたのと違い、あらかじめ録画されたX線透視画像を心拍に同期して術中に連続再生することにより、X線の照射時間を短縮し、放射線被曝量を大幅に低減させることが可能になるというものです。同装置は2014年11月に厚生労働省の薬事承認を受け、今年7月アジアで初めて当院が導入しました。
 当院に先行して同装置を用いてすでに400以上の手術実績を持つドイツ・ライプチヒ心臓病センター循環器科のフィリップ・ソマー准教授によりますと、X線照射量は平均して10分の1にまで低減している臨床結果があるということです。
 また本装置は、X線被ばくを低減するだけでなく心臓内部の鮮明な描出も可能で、頻脈性不整脈の治療である、電気生理学的検査や心筋焼灼術、心臓再同期療法に使用する左心室用の植込み型除細動器・ペースメーカー リード挿入といった手技に有用性があるということです。
 この装置を用いて治療にあたった当院循環器内科の副島京子臨床教授は、「血管や疾患等の画像が一段と鮮明に見えるため、よりスムーズに的確な手技が行えるようになりました」と語っています。
 放射線科診療科長の似鳥俊明教授は、「7月から稼働した本装置での症例数はまだ9例ですが、当院でもX線照射量は従来の8分の1ほどに低減されています。身体への負担が少ない本装置を、手術を待つ沢山の患者さんへこれから活かしていきます。現在は、不整脈疾患治療での活用が主となりますが、ゆくゆくは試験を重ね手術対象となる疾患を広げていきたいと思います」と抱負を述べています。
 アジアで初の導入ということで、8月5日には医療担当記者への説明・視察会が行われ、30名近くの報道陣が医師らの説明に聞き入っていました。



左からソマー准教授、副島臨床教授、似鳥教授

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