2015年夏季ボランティアを中・高校生が体験

作成日時:2015年08月24日

 当院では、みたかボランティアセンターから依頼を受け、毎夏、中学生以上を対象とした院内での体験ボランティアを実施しています。
 今年は、8月17日(月)~19日(水)に3名、19日(水)~21日(金)に2名、合計5名の中学生・高校生が参加し、外来棟1階で患者の案内誘導やエレベーターの開閉補助、自動再来受付機の操作補助などを行いました。生徒たちは、ボランティア委員の看護師や職員に付き添われ、患者さんへの接し方や挨拶、誘導方法などを教わりながら対応しました。始めは緊張していた生徒達も、時間の経過と共にリラックスし、笑顔で元気よく挨拶や誘導をしていました。
 最終日には、ボランティア委員会から感謝の言葉とともに、「体験ボランティア修了証」と記念品が一人ひとりに手渡されました。
 参加者のうち、当院で生まれ、通院の経験もあるという中学2年生横井彰人君は、「医師の仕事に興味があり、ボランティアに参加しました。患者さんとの交流に加え、患者さんのために、医師や看護師、職員の人達が力を合わせて働いていることが分かりました」と感想を話しました。中学3年生の塩澤麻友さんは、「患者さんに挨拶をしたら、『ボランティア?頑張ってね』と声を掛けられました。患者さんを助けるつもりが、逆に親切にしてもらい、心が温まりました」とボランティア中の出来事を話しました。
 医師を目指しているという、高校2年生の平島喬子さんは「患者さんとの交流に加え、院内を見学させてもらい、医師や看護師等から話しを聞くことができ、医師になりたい思いがより強くなりました」と目標を語りました。
 今野里美看護師長補佐や職員からは、「中学生や高校生が、自発的にボランティアをすることは素晴らしいです。3日間というわずかな期間でしたが、この体験で感じたことを大切にして、今後に繋げてください」とエールが送られました。

 後日、参加者から寄せられた感想はこちらからご覧ください。


外来棟エレベーター補助

自動再来機案内・誘導業務