集中ケア認定看護師教育課程第八期生入学式を挙行

作成日時:2016年09月01日

 集中ケア認定看護師教育課程 第八期生の入学式が9月1日(木)、外来棟10階第1会議室で行われました。
 当院では、クリティカルケア領域で熟練した技術と知識を備えた看護師を育成するために2009年から本教育課程を行っています。現在、集中ケア認定看護師養成の機関は当院が全国で唯一となったため、今年度の入学者は北海道から沖縄まで過去最大の30名となりました。
 入学式の式辞で、道又元裕看護部長がお祝いを述べたあと、「集中ケア認定看護師は現在1,100名程います。本教育課程にも多様な価値観を持った看護師が各地から集まっています。ケアのやり方一つをとっても異なっていると思いますが、他者の言葉に耳を傾け、その違いを受け止め、自分ならどうするかを日々考えてください。また、教えを待つのではなく、自ら学ぶ姿勢を持ち、質問やディスカッションを積極的にしてください。共に学ぶ仲間は、この先も長く密な交流をして切磋琢磨することができる存在です。仲間を大切に、これからしっかり学んでいってください」と激励しました。
 続いて、1期生の武蔵野赤十字病院所属 石田恵充佳さんが来賓として祝辞を述べ、「教員の皆さんに支えられ、仲間と励まし合いながら辛い時期も乗り越えることができました。どうか共に学ぶ仲間を大切に、自分と向き合いながら頑張ってください」と応援の言葉を贈りました。
これに答えて入学生代表の生駒周作さんが、「看護師として出発した時の初心、謙虚さを忘れず、より高度な専門知識と技術の取得を目指し、日々努力していきます」と力強く決意を述べました。
 研修生はこれから7か月間専門研修を受け、卒業後に認定試験に臨みます。


1.式辞を述べる道又看護部長
2.新入生挨拶生駒氏と本教育課程尾野敏明主任教員