病院スタッフによる健康長寿講演会を開催

作成日時:2016年09月12日

 杏林大学病院整形外科の長谷川雅一助教と理学療法士、看護師など6人の病院スタッフによる健康長寿をテーマにした講演会と体操指導が、9月10日(土)午後2時から三鷹市公会堂さんさん館会議室で行われ、市内の老人クラブ連合会会員と市民約60名が参加しました。
 このイベントは三鷹市老人クラブ連合会と杏林大学病院の合同行事として定期的に開催しています。老人クラブ連合会会長の高橋景市さんの挨拶に続いて、参加者は、講演会でロコモティブシンドロームや骨粗鬆症に関する理解を深め、ロコモ体操を体験しました。
 終了後は杏林大学病院のカフェでも販売されているクッキーやミニ文房具セットなどのお土産が当院関連会社の株式会社KRLより参加者にプレゼントされました。

【講演会 健康長寿にむけて-ロコモティブシンドロームと骨粗鬆症対策】
 健康で日常的に自立した生活を送るために、ロコモティブシンドロームの主な原因疾患やその要因などの解説とともに、7つのロコチェックとして、日常生活の運動からロコモが疑われる具体例が紹介されました。
 骨粗鬆症の予防・診断・治療についても解説や紹介があり、健やかで楽しい生活を送るために骨粗鬆症対策がとても重要であることが伝えられました。

「適切な運動、栄養を取り、骨折のない健康長寿をめざしましょう」と話す長谷川助教

【ロコモ体操】
 家庭でも簡単にそして安全に取り組める、椅子を使ったストレッチングを行いました。
 見本を示すスタッフに習い、参加者は姿勢や呼吸法に注意しながら、ふくらはぎや太ももの後ろをゆっくり伸ばす体操を体験しました。
 スタッフは、真剣にストレッチングに取り組む参加者の間を縫うように会場内を行き交い、介助や声掛けを行いました。

無理のない範囲で、毎日続けることが大事と呼びかける理学療法士