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【お詫び】患者さんの個人情報の漏洩について

作成日時:2016年11月8日

概要
当大学大学院医学研究科所属で医学部付属病院呼吸器内科勤務の医師(37)が、「気管支喘息増悪の予測因子」に関する臨床研究の成果をアメリカのオンライン学術誌「PLOS ONE」に投稿した際、英文の論文に添付したデータに患者さんの個人情報が含まれ、日本語の原文のまま掲載されました。
個人情報の匿名化の処理が不十分だったためです。
掲載されたのは158名の患者さんの個人情報で、病院でのID、氏名、性別、年齢、住所、病名、検査結果、治療内容です。サイトにアクセスすれば16日間、閲覧できる状態となりました。

経緯
論文は10月24日に掲載されましたが、当該の医師が10月28日になって個人情報が掲載されていることに気づき、直ちに学術誌の編集部に個人情報の削除を依頼しました。
指導教授らも再三にわたってメールや電話で学術誌側と連絡を試みましたが、相手側と直接連絡が取れたのは11月5日になり、最終的に個人情報が削除されたのは11月8日になりました。

原因
当該の医師は、論文に添付するデータの匿名化処理を行った際、このデータを誤って匿名化前の元データと同じ文書ファイルに保存しました。
このため投稿の際に匿名化データだけでなく、匿名化されていない元データも添付される結果になりました。
また、論文の点検を行った指導教授も、匿名化されていないデータの存在に気づきませんでした。

対応
当院は当該医師からの報告を受け、関係者を招集して緊急対策会議を開催し、東京都福祉保健局と厚生労働省関東信越厚生局に報告しました。
また、サイトから個人情報を削除する手続きを最優先で進めるよう関係者に指示する一方、患者さんへの報告とお詫びを進めました。その結果、8日現在で158名のうち125名の患者さんと連絡がとれお詫びをいたしました。なお、連絡がとれない残る33名を含むすべての患者さんに謝罪文を送付いたしました。
11月8日現在、個人情報の拡散などの二次被害は確認されていません。

再発防止策
今回の問題を院内で情報共有するとともに、医学部付属病院個人情報保護規程などの遵守について医師等を対象に改めて周知徹底します。
臨床研究を行い、学会などで発表する際には、匿名化することを前提に患者さんから研究への参加の同意をいただいており、今回の事案はこの約束を裏切るものとなりました。関係者の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、こうしたことが再び繰り返されることがないよう徹底してまいります。

杏林大学医学部付属病院長  岩下 光利
杏林大学大学院医学研究科長 渡邊 卓
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