集中ケア認定看護師教育課程第九期生入学式を挙行

作成日時:2017年09月04日

 集中ケア認定看護師教育課程 第九期生の入学式が9月1日(金)、外来棟10階第1会議室で行われました。
 当院では、クリティカルケア部門で熟練した技術と知識を備えた看護師を育成するため2009年から本教育課程を行っています。現在、集中ケア認定看護師養成の機関は当院が日本で唯一となったため、今年度の入学者は過去最高の33名となりました。
 入学式ではまず岩下光利病院長が祝辞を述べ、「杏林大学医学部付属病院は多摩地区唯一の大学病院の本院で高度救命救急センターもあります。多摩地区の人口は東京都民の三分の一を占めていますが医療施設は多くなく、ここでの研修はクリティカルケア部門でもいろいろな症例に出会うことが多いため、さまざまな体験ができます。それを生かして頑張ってください」と激励しました。
 続いて赤木美智男総合研修センター長が、「仕事の上での人間関係は各科毎に偏りがちなので、ここで出会うことのできた33名のつながりを卒業後も大事にし、良い関係を築いてください」と助言しました。
 また道又元裕看護部長は、「当院の教育課程は中身が非常に充実しています。ただし答えを求めているだけでは何も得ることはできません。自らが答えを作っていくよう努力してください。講師陣も最前線にいる精鋭が担当しているので、受講だけでなくディスカッションなど、積極的に学んでください。先輩達に追いつき追い越す勢いで懸命に学び、素敵な認定看護師になってください」とエールを送りました。
 最後に入学生を代表して伊本賢司さんが、「より高度な専門知識の修得だけにとどまらず、豊かな人間性も磨いていきます」と力強く決意を述べました。
 研修生はこれから7か月間専門研修を受け、卒業後に認定試験に臨みます。

祝辞を述べる岩下病院長、赤木総合研修センター長、道又看護部長