10/1からギャラリーで「指で描く、癒しのパステルアート展」を開催

作成日時:2018年10月01日

 第2病棟1階のギャラリーで、10月1日(月)からパステルアート展を開催しています。
 出展者の佐山雅美さんは、ハードパステル(チョーク)を削り、その粉を指に取り、絵を描くアトリエ&サロン「Sundara Surya~りすの丘~」を運営しています。自身が難病を抱えており、作品を描くことで、心が晴れやかになったり、癒されたりする経験から制作を続けているということです。また、病院や障がい者施設で子ども達に絵を教えるボランティアも定期的に行っています。病気と闘っていたり、重度の身体障がいを持つ子ども達も、絵と向き合っている間は、笑顔がこぼれ、楽しそうにしている姿から、絵の持つ力を実感しているということです。
 当院での展示にあたり、佐山さんは、「治療の間は、不安を感じることもあるかもしれません。作品を通して、少しでも患者さんに勇気や元気を与えることができたり、笑顔を増やすお手伝いができれば嬉しいです。患者さんのご家族や医療関係者の皆さんにも癒しのひと時になりますように」と話しています。
 無限の宇宙や海をたゆたうイルカ、佐山さんの故郷である北海道の妖精「コロポックル」などを描いた作品26点が、10月30日(火)午前まで展示されています。
(日・祝日休み)

左:制作者の佐山さん         右:北海道の妖精「コロポックル」
 
左:幻想的な海を泳ぐイルカ