ギャラリーで「魂の贈り物PartⅢ—田中瑞木展」を開催中

作成日時:2019年10月01日

 第2病棟のギャラリーアートスペースで、10月1日(火)から「魂の贈り物PartⅢ-田中瑞木展」と題した油絵の展示会を開催しています。
 制作者の田中瑞木さんは、出生時から脳器質に障がいがあるため言葉によるコミュニケーションが苦手ですが、30年以上にわたり絵画で気持ちを表現してきました。そして各地で展示会を開催するとともに、調布市に私設の美術館を開設しています。
 好評を博し3回目の開催となった今回の展示会では、これまでに描いた、動植物、人間などをモチーフとした作品20点が展示されています。作品の中には、半年以上をかけて描いた八ヶ岳でのキャンプファイアーの様子や楽しそうにブランコをこぐ姿など、色彩豊かな作品が多数展示されています。
 瑞木さんと学芸員であるお母様は、「作品を通して、描き手と鑑賞者の心が触れ合うことを願っています。患者さんやご家族、来院者など皆さんの心を癒し、時に励みや力になることができると嬉しいです。芸術の秋に、ぜひご覧ください」と語っています。
 展示会は10月31日(木)まで行われています。(日・祝日休み)

 
八ヶ岳でのキャンプファイアーの思い出
 
お気に入りの作品の前で