アンサンブルで今年最後を飾る 第83回院内コンサート

作成日時:2019年12月09日

 12月7日(土)、桐朋学園大学音楽学部生による今年最後を飾る院内コンサートが当院外来棟待合ホールで開催されました。桐朋学園のご厚意により1999年7月から開催されているこのコンサートは、今回で83回目を迎え、入院患者さんや付添いのご家族など100名以上が来場しました。

 コンサートは、2年生の望月 晶さんによるピアノと東 亮汰さんによるヴァイオリンのアンサンブルで、アンコールを含め4曲が演奏されました。ヴァイオリンの起伏が豊かなW.Aモーツァルト作曲「ヴァイオリンソナタ イ長調 K.305」や優雅な構成のブラームス作曲「ヴァイオリンソナタ第2番イ長調 作品100」などが演奏されると、会場は華やいだ雰囲気に包まれました。
 また、穏やかな日差しの中を散歩する様な情景を曲にしたという、フォーレ作曲「バラード作品19」がピアノ独奏で流れると、心地よさそうに身体を揺らして聞き入る観客の姿も見られました。本学園松田博青学園長・理事長のアンコールで、ヴィエニャフスキ作曲「華麗なるポロネーズ第1番」が情熱的に演奏されると会場は最高潮を迎えました。
 最後に、桐朋学園理事長 河原勇人氏が観客へ謝意を述べ、「皆さまの早いご快復を願っています。きたるべき新年が、良い年となりますように」との挨拶で今年最後の院内コンサートは終了しました。



松田学園長・理事長


桐朋学園理事長 河原氏