看護専門学校生が病棟でキャンドルサービスを実施

作成日時:2019年12月16日

 クリスマスの足音が近づく12月12日(木)夜、本学医学部付属看護専門学校の学生達が当院の各病棟でキャンドルサービスを行いました。
 この行事は、学生達が日頃臨床実習でお世話になっている患者さんへ感謝の気持ちを贈るために、1975年から開始されたものです。45回目となる今年は、約70名の学生が参加しました。
 当日は4つのグループに分かれ、明かりを灯したキャンドルを手に、第1病棟やICUなどを「もろびとこぞりて」「ひいらぎ飾ろう」などのクリスマスソングや賛美歌を合唱しながら、廻っていきました。
 静かなフロアに歌声が響くと、患者さんやお見舞いのご家族は病室から姿を見せ、聖歌隊の行進に見入りました。サンタクロースやトナカイに扮した学生達は、「早く快復されますように」などと声を掛けながら、患者さんのベッド脇まで手作りのクリスマスカードを届けて廻りました。カードを受け取ると病室の雰囲気が明るくなり、「先週実習でお会いした学生さんに、こんな形でプレゼントをもらえるなんて、ありがとう」「立派な看護師になってくださいね」などと、声を掛ける患者さんの姿も見られました。
 今回サンタクロース役を希望した学生は、「臨床実習でお世話になった患者さんに、改めてお礼を伝える機会をいただけてよかったです」などと感想を語っていました。在学中の3年間、欠かさず参加した学生の中には、「イベントへの参加は今回で最後ですが、これからは看護師として患者さんを支えていけるよう頑張ります」と話す人もいました。



学生手作りのクリスマスカード


第3グループの皆さん