-魂の贈り物- 油絵展を開催中

作成日時:2015年12月01日

 第2病棟のギャラリーアートスペースで、12月1日(火)から「魂の贈り物」展と題した油絵作品を展示しています。
 制作者の田中瑞木さんは、先天性の脳の障害のため言葉によるコミュニケーションが苦手である代わりに、約30年に渡り絵画で気持ちを表現し、各地で個展を行うと共に私設美術館を調布市に開設しています。
 ギャラリーアートスペースでは、制作を通して外界と対話をしてきた田中さんの明るい人物や動物、風景等の作品19点が展示されています。この展示は、当院に通院しているご両親が、ギャラリーの存在を知り、患者さんやそのご家族、医療従事者等の皆さんへ作品を通して癒しや励ましの気持ちを伝えたい、との思いから実現しました。
 精神保健福祉士と臨床心理士のご両親は、「自由に楽しみながら絵を描いている娘の心が、多くの人の心に触れ、温かい気持ちになったり、元気を分け与えることができれば嬉しいです」と話しています。
 展示会は、1月9日(土)まで行われています。(日・祝日休み)
 

                     制作者の田中さん