小児病棟にサンタクロースから笑顔の贈り物

作成日時:2015年12月15日

 12月15日(火)、小児病棟(第一病棟3階)のプレイルームでクリスマス会が行われました。
 病棟保育士や看護師、杏林大学保健学部看護学科3年の実習生たちが、“はじまるよ” の歌のクリスマスバージョンや “あわてんぼうのサンタクロース” を手話つきで元気よく歌い、入院している子どもたちや保護者の方たちもリズムに合わせて楽しそうに歌いました。紙芝居が行われた後、サンタクロースとトナカイ、2人のツリーの妖精が姿を現すと、子どもたちからは歓声の声が上がりました。
  
 サンタクロースと一緒にクリスマスソングを歌った後は質問タイムとなり、事前に寄せられた質問や会場の子どもたちから上がった、「誕生日はいつ?」、「家には煙筒がないけれど、サンタさんは来てくれますか?」といった質問に丁寧に答えました。その後は、一人ひとりに声を掛けながら、お菓子やタオルなどのプレゼントを手渡しました。外国語で声を掛けるサンタクロースに興味を寄せる子や、元気にお礼を言う子、記念写真を取る親御さんなどそれぞれサンタクロースとの出会いを楽しんでいました。
 
 サンタクロース一行は、プレイルームまで来られない子どもたちのために、各病室へも足を運び、プレゼントと笑顔を届けて廻りました。また、GCU(新生児治療回復室)やNICU(新生児・未熟児集中治療管理室)も訪問し、新生児たちへ早期回復の願いを込めて、窓の外から笑顔のプレゼントを贈りました。 
 参加をした幼稚園児の女の子は親御さんに見守られながら、「サンタさんが大きくてびっくりした。プレゼントのコップを大切にしたい」と笑顔で話していました。
  
 今年で4回目となるこの慰問活動は、認定特定非営利活動法人難病のこども支援全国ネットワークの協力のもとに行われ、サンタクロースとトナカイには製薬会社の方が、ツリーの妖精には当院のボランティアの方々が扮して参加してくれました。