三鷹市老人クラブ連合会と共催で第16回健康長寿講演会を開催

作成日時:2016年02月25日

 2月24日(水)、三鷹市公会堂さんさん館において、当院と三鷹市老人クラブ連合会との合同行事として健康長寿講演会を開催しました。16回目となる今回は、整形外科 市村正一教授による講演と、リハビリテーション室 竹田紘祟理学療法士と相原さより理学療法士によるロコモ体操の実演が行われ、三鷹市老人クラブ連合会会員と一般市民合わせて約90名が参加しました。


高橋会長の講演会紹介

岩下病院長の挨拶

 はじめに、三鷹市老人クラブ連合会会長の高橋景市氏から講演会の概要紹介があったあと、当院の岩下光利病院長が「講演内容を普段の生活に活かして、ぜひ100歳まで生きてください」と挨拶を述べました。
 このあと、『高齢者に多い足腰の痛み・健康法』と題して、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の講演が行われました。市村教授は、骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄が引き起こす骨折、関節や神経の機能障害、これらの治療方法などを丁寧に解説し、「気がつかないうちに症状が進んでいることがあります。少しでも異常を感じるところがあれば、すぐ病院で診てもらうようにしてください」と呼びかけました。
 続いて、ロコモティブシンドロームを防ぐ体操「ロコトレ」の紹介があり、竹田理学療法士と相原理学療法士が高齢者の身体に合わせたスクワットやかかと上げ、背筋を鍛える運動方法などを実演すると、参加者もそれに合わせて身体を動かしていました。
 講演会終了後には、院内で介護ショップなどを運営している杏林学園関連会社㈱KRLより、砂糖を使用していないクッキーや経口補水ゼリーなどのプレゼントが今回も配られました。
 参加者からは「とても素晴らしい講演会でした。気が付かないうちに骨折していることがあると聞いて驚きました。今日教わった体操をして予防したいと思います」といった感想が聞かれました。


市村教授による講演

会場の様子

一緒に身体を動かす参加者

相原・竹田理学療法士による
体操実演