外科集談会で林医師が研修医奨励賞を受賞
作成日時:2026年07月21日
お知らせ
7月18日に東京都内で開催された第880回外科集談会(日本臨床外科学会東京支部会)で、当院初期研修医2年目の林 勇太朗先生が研修医奨励賞を受賞しましたので、ご報告いたします。
研修医奨励賞は、研修医セッションにおける優秀演題に贈られる賞です。林先生は、「直腸癌に対する腹会陰式直腸切断術後25年目に人工肛門部癌を発症した1例」を発表しました。
本症例は、直腸癌に対する腹会陰式直腸切断術後、25年という長期間を経て人工肛門部癌を発症した極めて稀な症例です。林先生は、これまでの文献を詳細に検討するとともに、病理学的所見も踏まえ、長期人工肛門保有患者の診療における注意点について考察しました。
発表にあたっては、消化器・一般外科学教室 須並英二教授、磯部聡史助教、病理学教室 柴原純二教授のご指導のもと、症例の検討、文献検索、スライド作成、発表練習を重ねて準備を進めました。当日は、非常に聞きやすく分かりやすいプレゼンテーションを行い、質疑応答にも落ち着いて的確に対応し、研修医奨励賞にふさわしい素晴らしい発表となりました。
林先生は受賞にあたり、「今回の発表経験と受賞を大きな自信とし、今後も臨床・研究の両面により一層興味を持ち、積極的に取り組んでいきたいと思います」と今後の抱負を語っています。
今回の受賞は、林先生自身の努力はもちろん、消化器・一般外科学教室と病理学教室が連携し、一つの症例を多角的に検討した成果でもあります。今後も当科では、研修医・若手医師が日常診療で経験した貴重な症例を学術発表へと発展させられるよう、教育・研究活動を積極的に支援してまいります。


杏林大学医学部 消化器・一般外科学教室
杏林大学医学部付属病院 下部消化管外科
講師 吉敷智和

