院内ギャラリーでパステルアート展を開催

作成日時:2021年06月02日

 第2病棟1階のギャラリー・アートスペースでは、6月1日(火)から「指で描く、癒しのパステルアート展」と題した作品画を展示しています。
 今回の展示者は、神奈川県厚木市でアトリエ&サロン「Sundara Surya~りすの丘~」を運営する佐山 雅美さんで、ハードパステル(チョーク)を削り、その粉を指に取って描くという手法を用いて作品を制作しています。2018年10月にも出展しており、今回が2回目となります。
 佐山さんは、多発性嚢胞腎・肝嚢胞という難病を抱えており、不安で押し潰されそうな時に出会ったアート作品に癒されたことがきっかけで、アートを通して患者さんやご家族に癒しや笑顔を届けたいと願い、様々な病院で展示活動を行っています。
 会場には、イルカや壮大な宇宙との融合作品のほか、佐山さんの故郷である北海道に伝承される妖精“コロポックル”を描いたものなど、全30点が展示されています。
 佐山さんは「昨年、コロナ禍での入院・手術を経験し、家族とも面会できず不安な日々でした。そんな中、アートで少しでも癒しや勇気、元気を与えることができたらという思いが強まりました。通院・入院中の方やそのご家族、医療関係者の皆様の癒しのひとときになれれば嬉しいです」と話しています。
 展示会は、6月30日(水)14時まで開催しています。(日・祝日休み)

北海道の妖精「コロポックル」
四季の妖精たちの木
 
展示者の佐山さん