研修医齋藤医師が外科集談会で受賞

作成日時:2021年12月01日

 2021年6月18日にWebで開催された第864回外科集談会(日本臨床外科学会東京支部会)で、当院研修医一年目の齋藤勇利先生が研修医奨励賞を受賞しました。
 この賞は研修医セッションの優秀演題に贈られるもので、齋藤先生は「S状結腸癌術後・補助化学療法後に発症したCronkhite-Canada症候群の1例」について発表しました。今回の症例は、大腸癌術後で化学療法後に発症したCronkhite-Canada症候群の1例で、成因の一つに術後化学療法が考えられる点でとても貴重な症例でした。文献報告など詳細に調査、検討し、成因に関して考察しました。
 齋藤先生は消化器内科 久松理一教授や下部消化管外科 須並英二教授、指導医の先生方と検討を重ね、発表の準備を行いました。発表も落ち着いていて、素晴らしい発表となりました。質疑応答でも的確に質問に対して回答していました。
 齋藤先生は「今回の経験や受賞を自信として、今後も臨床や研究を頑張りたい」と話しています。

左から下部消化管外科吉敷講師、齋藤研修医、須並教授、金助教

下部消化管外科