院内ギャラリー「描くことは生きる力、楽しい時間」展を開催中

作成日時:2022年05月09日

 第2病棟ギャラリーアートスペースでは、5月6日(金)から「描くことは生きる力、楽しい時間」と題した作品展を開催しています。
 今回の展示者は3年ぶり3回目の花島愛弥さんです。花島さんは、重い自閉症です。困難に直面する場面が多くありますが、唯一自由に表現できるのが絵の世界です。下書きもしない、消しゴムも使わない、心にあるままを描いた作品は、花島さんの生きる力となっています。

 会場には、大きめの絵(15号)を中心に絵画35作品、そのほか花島さんの絵をもとに製作された可愛らしいカバンや巾着などの作品44点が展示されています。
 花島さんのご両親は、「展示会のたびに感想ノートに書き込まれる感想、病院ならではのコメントに励まされています。作品が見てくださる方々の癒しや元気付けになればと願っています。」と話していました。展示は5月31日(火)まで行われます。(日・祝日休み)

花島愛弥さん
アクリル絵の具で描かれた絵画