第40回東京母性衛生学会学術集会を開催、当院産科病棟が学術奨励賞を受賞

作成日時:2022年06月02日

 谷垣伸治総合周産期母子医療センター長を会長に、第40回東京母性衛生学会学術集会が5月15日(日)、杏林大学井の頭キャンパスで開催されました。新型コロナウイルス感染症のため2年越しの開催となった本集会は、感染対策を考慮したオンラインと対面のハイブリット形式での開催となりました。
 「学びなおし」をメインテーマとした本集会では、特別企画として、元 当院総合研修センター・患者サービス室課長 中西 光一郎氏による医療安全に関する講演「コーチングって何?から始めよう!」と名古屋市立大学産科婦人科 教授 尾崎康彦先生によるリカレント教育プログラム「名市大 医療・保健学びなおし講座」の紹介がありました。教育講演では、当院救急総合診療科 長谷川 浩教授による、妊産婦のフィジカルアセスメント「妊産婦における内科・救急疾患への対応」等を実施しました。
 どの講座も、大変勉強になる素晴らしい講演ばかりでした。また、経験を積んだ者であっても、他者に教えることは自身も学びなおすきっかけとなり、成長につながることを改めて感じる学術集会となりました。
 さらに、当院産科病棟が発表した演題「教員の認識を基にした高校1年生への包括的性教育のあり方の検討」が、一般演題の中から学術奨励賞を受賞しましたので、ご報告いたします。

総合周産期母子医療センター 谷垣センター長
中西氏
救急総合診療科 長谷川教授
産科病棟の発表
当院 総合周産期母子医療センター、産科病棟 一同

杏林大学医学部付属病院
総合周産期母子医療センター、産科病棟