水野李香研修医が外科集談会で研修医奨励賞

作成日時:2023年11月01日

 9月23日に都内で開催された第869回外科集談会で、当院の水野李香先生が研修医奨励賞を受賞しました。外科集談会は、若手外科医師の登竜門として、明治35年に発足された歴史のある学術集会です。本会の研修医セッションでは、優秀な演題を発表した初期研修医に研修医奨励賞を授与しています。
 水野先生は、「PembrolizumabにてpCRが得られたMSI-H大腸癌の1例」について発表しました。今回の症例は、大腸癌抗癌剤治療で病理学的完全奏効が得られた症例であり、とても貴重な症例でした。水野先生は、文献報告など詳細に調査、検討し、大腸癌抗癌剤治療に関して考察し、腫瘍内科 長島教授、廣中教授、病理学 柴原教授、下部消化管外科 須並教授、指導医の先生方と検討を重ね、発表の準備を行いました。丁寧なプレゼンテーションで素晴らしい発表となり、質疑応答でも落ち着いて的確に回答することができました。水野先生は「今回の経験や受賞を自信として、今後も研修医生活を充実したものにしていきたい」と話しています。

左から須並教授、水野研修医、本田助教

杏林大学医学部 消化器・一般外科学教室
杏林大学医学部付属病院 下部消化管外科