「猫魚姫(にゃんぎょひめ)」をモチーフにした水彩画展

作成日時:2023年12月05日

 第2病棟1階ギャラリーアートスペースでは、12月1日(金)から「猫魚姫のふすま絵の世界」と題された水彩画展が開かれています。作者は画家の川和千鶴(かわわちづる)さんで、川和さんが旅先で目にした風景に動物を描き足したり、人魚ならぬ猫魚姫という可愛らしいキャラクターを登場させたりした作品合わせて39点が展示されています。
 ギャラリーに足を踏み入れると、ひときわ大きなふすま絵が目に入りますが、川和さんが会場にいる時には、このふすま絵の左右を入れ替えたり、裏表を逆にしたりして違った雰囲気を楽しむこともできます。また、会場では、川和さんが作品を制作しているアトリエの様子や作品の題材となった場所の映像を記録した動画を視聴することもできます。
 今回の展示会について、川和さんは、「ふすま絵は本来畳に座って低い場所から楽しむものなので、今回は低い椅子を用意しました。普段と違った視点から絵を鑑賞していただきたいと思います。また、座りながら絵をぐるりと一周見て回り、旅行気分も味わってもらえたら嬉しいです」と話しています。
 展示は1月11日(木)まで行われています。