病院・診療科について患者図書室利用者数22%増加、それを支えるボランティア活動員

作成日時 2015年06月19日


 第二病棟1階中央通りにある患者図書室は、2013年4月にリニューアルオープンし、今年度で3年目に入りました。2014年度は、延べ13,422人の方が約8,800冊の図書を利用しました。これは2013年度と比べ、利用者数22%の増加、約1300冊の図書数の増加となり、文庫本からマンガまで様々な図書を多くの方が閲覧されました。
 患者図書室の運営は、貸し出し受付や案内、本の整理・管理などを行う約40名のボランティア活動員によって支えられています。
患者図書室を支えているボランティアの皆さんの声を以下に紹介します。
 (取材当日活動していたボランティアの方にお話を聞きました。)

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・Aさん(ボランティア4年目):
息子が杏林大学病院に入院した時に図書の貸し出しを知り、“こうしたサービスはいいな” と感じたことがきっかけで、ボランティアを始めました。患者さんがリラックスして本を読んだり、借りていく姿を見ると嬉しくなります。ボランティアの仲間もでき、自分の都合の中で無理せず活動を続けることができるので、これからも長く務めていきたいと思っています。
・Bさん(ボランティア3年目):
いつも楽しく患者さんと交流をしています。貸し出しの対応をしていた患者さんから、退院の報告を受けると嬉しくなります。
・Cさん(ボランティア3年目):
長期入院している患者さんなどが、嬉しそうに本を10冊とまとめて借りていく姿を見ると、私もそのお手伝いができていることが嬉しくなります。可能な限り長く続けていきたいです。
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 当院のボランティア活動は、患者図書室の他、外来での案内、小児病棟での子供達への本の読み聞かせなどを行っており、全体で約70名のボランティア活動員の方々が活動しています。
 当院では、ボランティア活動の充実を図り、これからも患者の皆さんの支援に努めていきます。
 
 *患者サービス室では、定期的にボランティア活動員を募集しています。
 前回の募集記事はこちら
 詳しくは、外来棟1階患者サービス室(ボランティア活動員募集係)へお尋ねください。