病院・診療科について当院の医師ら4名が医療支援で被災地へ
作成日時 2011年04月01日
東北関東大震災で甚大な被害を受けた被災地の医療支援のため、当院の医療スタッフ4名が3月31日(木)の朝、岩手県の県立大船渡病院へ向けて車で出発しました。
被災地に向け出発したのは岩畔哲也医師(高齢診療科)、新井健介医師(研修医)、戸来廣明看護師(2-2A)、尾野敏明看護師(C-ICU)の4名で、3月31日からおよそ1週間、被害の大きかった岩手県にある大船渡病院内で医療支援活動を行います。
大船渡病院は岩手県沿岸南東部に位置し、人口約8万人を擁する気仙医療圏の中核病院です。
しかし現在は地域にある大半の医療機関が機能していないため多くの傷病者が押しかけ、なかでも高齢者の肺炎疾患が深刻化している状態です。
出発にあたり支援チームの団長である岩畔哲也医師は「これまで杏林大学付属病院で培ってきた知識と経験を活かし、自分たちがやれることを精一杯やるだけです。少しでも被災者の助けになれるように頑張ってきます」と力強い言葉を残し、甲能直幸病院長をはじめ多くの病院スタッフに見守られる中、被災地へと出発していきました。

