病院・診療科について被災地支援活動で当院が東京消防庁より表彰

作成日時 2011年08月15日


 2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害支援に協力した、当院の東京DMAT隊員の活動を称えて、杏林大学医学部付属病院に東京消防庁から東京消防庁消防総監感謝状が贈呈されました。

 当院からの支援活動は、高度救命救急センターの山口芳裕教授が、今も深刻な状況の続く福島第一原子力発電所に赴き、現場で東京消防庁・総務省消防庁の医療アドバイザーとして活動した他、同センターの井上孝隆助教、加藤聡一郎医師、高野裕也看護師が、地震発生直後の3月14日から6日間、宮城県気仙沼において傷病者のトリアージや治療、近隣の大学病院や避難所への搬送活動を行いました。また、宮城県大崎市や岩手県宮古市でもDMAT隊員による医療救護活動が行われています。

 表彰式は、8月12日に当院の甲能直幸病院長室で行われ、東京消防庁三鷹消防署の荒井弘署長から、甲能病院長へ感謝状が手渡されました。荒井署長は「地震発生直後の条件の悪い時期から、災害支援に協力いただき感謝します」と謝意が伝えられ、甲能病院長は「この度の大震災に対し、病院を上げて一致団結して対応した結果がこのような形で評価され嬉しく思います」とお礼を述べました。

左から)荒井弘三鷹消防署長、
高野裕也看護師、加藤聡一郎医師、
甲能直幸病院長

荒井弘三鷹消防署長から
感謝状を渡される甲能直幸病院長