病院・診療科について重症患者看護のプロを目指して-集中ケア認定看護師研修3期生入学-

作成日時 2011年09月02日



道又元裕看護部長
 集中治療室(ICU)などに入院する重症患者さんの看護にあたる、専門知識と高い技術を身につけた集中ケア認定看護師の資格取得を目指して、当院で教育を受ける3期生24名の入学式が9月1日に外来棟10階の第一会議室で行われました。

 当院は、2008年11月に集中ケア認定看護師養成機関に認定され、毎年約25名の研修生を受け入れています。3期生の入学となる今回は、全国から応募があり24名が厳しい試験に合格し入学しました。

尾野敏明主任教員

 式では、道又元裕看護部長が、狭き門を潜り抜け入学した24名に祝辞を述べるとともに「ここは教える機関ではなく、学ぶ機関です。自らが貪欲に学び集中ケア認定看護師として活躍できる人材になって欲しい」とこれから7か月の厳しい研修に身を置く研修生たちを激励しました。
 また、尾野敏明主任教員は、自身の教育課程での経験談を述べ「これからの7か月は辛いこともあります。けれど『志ある者は事ついに成る』、今の志を忘れずに研修に励んでください」と言葉を送りました。


研修生代表 堺部真弓さん
 これに応え、研修生代表の堺部真弓さんが「集中治療の場における患者さんや家族を支えることができるよう、看護師としてのみならず人として成長できるよう、日々励みたいと思います」と決意を誓いました。

 24名の研修生は、尾野主任教員、伊藤有美専任教員の指導のもと、約7か月の研修を経て、集中ケア認定看護師の資格取得を目指します。