病院・診療科について【公開講演会】分子標的薬剤による乳癌治療の最前線 「基礎から臨床まで」

作成日時 2011年09月08日


 杏林大学では、大学の特色を活かして、身近でお役に立つような医療・健康・社会問題・ことばや文学などをテーマに、公開講演会・公開講座を実施しております。

 今回は、当院の乳腺外科の井本滋教授が「分子標的薬剤による乳癌治療の最前線『基礎から臨床まで』」について講演をいたします。

 入場無料で、申し込みは不要です。直接会場までお越し下さい。どなたでも受講可能ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。


◆テーマ◆
分子標的薬剤による乳癌治療の最前線『基礎から臨床まで』
(杏林大学医学部付属病院 乳腺外科 教授 井本 滋)


【日  時】 平成23年9月17日(土) 13:30-15:00
【会  場】 杏林大学 三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階) ≪定員 243名≫

【講演要旨】
 日本人女性の乳がんは、年間5万人を越え、1万人以上の方が亡くなっています。 近年の医学の進歩から、一人一人のがんの遺伝子の発現(振る舞い)に違いがあることが分かっています。そこで、ヒトの正常な細胞と異なるがん細胞に特徴的な分子に狙いをつけて、がんを攻撃する分子標的薬剤あるいは分子標的治療が次々に開発されています。乳がんの治療は、このようながんの個性に応じた個別化の時代になりました。
講演では、基礎となる乳がんの知識から治療の現状まで分かりやすく解説して参ります。


◆講師略歴◆
1985年慶應義塾大学医学部卒、1985年慶應義塾大学病院外科、1986年日本鋼管病院外科、1987年国立大蔵病院外科、1988年慶應義塾大学病院外科、1991年足利赤十字病院外科、1992年医学博士取得、1992年国立がんセンター東病院乳腺科、2001年同乳腺科医長、2007年現職

≪所属学会等≫
日本外科学会専門医、日本乳癌学会専門医、日本がん治療認定医 

【講演会問合せ先】
杏林大学 広報・企画調査室
直通:0422-44-0611